(記事作成2021.6.29更新2021.6.29)
6月中旬になると関東上空も、とうとう梅雨前線ですっぽり覆われてしまった。
この時期は雨続きで蒸し暑く、バイク乗りには長くて退屈な季節である。
そんなある日、ようやく待ちに待った晴れ間が訪れた。
これを逃すと、次はいつ晴れるかわからない・・・
いてもたってもいられず棚からヘルメットを引っ張り出す。
今回は、茨城県のつくば方面へとツーリングに出かけるとしましょうかね。。。
さてさて、いったいどんな景色が待っているのかな??
腹ごしらえ
暑い・・・
早朝なのに、ガンガンにギラついた太陽の陽射しが容赦なく降り注ぐ。
トップケースをninjaの車体に取り付け、さっそく出発するとしよう。
(ステッカー情報、更新しました↓↓↓)
バイク旅で発見!お土産にご当地ステッカー!「西日本編」
まずは、朝飯を食べに「いつもの場所」へ行くとする。
そう。「いつもの場所」とはレトロ自販機のことだ。
お客さんはまったく来ないし、気軽に訪れることができる休憩スポットだ。
もう、たまらないね。
お昼ご飯用に、チーズバーガーを3こ買った。
ご当地グルメとかあんまり興味ないので、食べることができればそれで良いのだ。
腹を満たしたので、さっそく筑波方面へと向かうとしよう。
国道356号線から逸れて、河内町の広大な田園風景を堪能する。
延々と伸びる一本道がすこぶる気持ち良い。
束の間の晴れ間はとても貴重だ。
変わりやすい天気なので、次にツーリング行けるのがいつになるかは予想ができないからね。。。
稲が風で揺らぎ、真っ青な空に夏雲がプカプカ浮かんでいた。
地図に頼らずとも、心のままに自分の直感を信じて進むのみ。
迷ったら、まあ、その時に考えれば良いのさ。
あ、これは凄い!!!
国道6号線から逸れ、フルーツラインに合流する。
(地図は後ほど貼り付けます)
前方には茨城県を象徴する名峰「つくば山」が聳えていた。
つくば山の標高は877mとそれほど高くないものの、「山なし県」に住んでいる千葉県民のぼくからすれば、山があるだけでも羨ましく感じられてしまう。。。
でも、今回はつくば山には登らない。
(つくば山周辺は二輪通行禁止の道がたくさんあるので、バイクで行ってもつまらない・・・)
石岡筑西線から林道北筑波稜線へと分岐して、グングンと足尾山を駆け上がっていくとしよう。
道は車1台分なので気をつけて走らなきゃいけないが、ちゃんと舗装されていてダートはないのでアクセスは容易だ。
(パーラー塩谷からハンググライダー離陸場までの道のり↓↓↓)
ninjaを路端に止めて、林間にてしばしハンバーガータイムとしようか。
耳元で図太い翅音がブンブン聞こえてきたが、まあ大丈夫だろう。
林道を走っているといつの間にか透き通った青空は陰り、雲がモクモクと這い出てきた。
でも、この雨を降らすような雲ではないので天気が崩れる心配はなさそうだ。
林道のてっぺんからの見晴らしは抜群だ。
下界の蒸し暑さは感じられず、離陸場付近はスッキリとした清涼感に包まれれている。
訪れる人は、ハンググライダー・パラグライダーを楽しむ人がちらほら。
観光地じゃないので混雑することない。
そのため、眼下に広がる景色をじっくりと眺めることができた。
離陸待ちのハングライダー。
風に乗り、大空を自由に駆ける爽快感はハンパじゃないだろうな。。。
テイクオフの瞬間をしばし見学するとしよう。
急斜面を全速力で走り、斜面の先端部分で思いっきり蹴りあげると、翼がフワッと浮き上がり優雅に滑空していく。
鳥のように自由自在に、縦横無尽に空中を舞っている。
まるで、空から見えない糸で吊らされているみたいだ。
陸上を走るバイクとは違った自由の世界。
無限に広がる大空を、己の身一つで操る万能感ってどんな感覚なのだろう??
妄想するだけでワクワクするね。
ここから先は、バイクは通さぬ!!
林道の支線はいくつかあるが、オン車のninjaだとガチオフは無理。
無難な丸山線を選択するとしよう。
今度はどんどんと山を下っていく。
カーブの途中で道が陥没している箇所があるので、スピードの出し過ぎはNGだ。
ようやく下界にたどり着くものの、県道42号線はよもやの二輪通行禁止、、、
これ、快走路だから気付かずに通り抜けるライダーもいるだろうな・・・
これは、昔のやんちゃライダーの負の遺産だろうか??
それとも、死亡事故多発したから通行禁止になったとか??
ちなみに、白バイが張っているそうなので、訪れる人はくれぐれも気をつけたし・・・
まだ帰るのも早いので、誰も来なそうなスポットでまったり読書するとしよう。
当ブログに関してお問い合わせが数件あったので、返信したり、調べものしたりしていたら、あっという間に数時間が経ってしまった。
18時が過ぎたので、そろそろ家に帰るとしようか。
帰路は、高速道路でいっきに南下してしまおう。
今回ツーリングした場所は、茨城県のライダーはもちろん、千葉県の北東部にお住まいのライダーにもお勧めできるスポットだ。
興味あるかたは訪れてみてはいかがだろうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。