(記事作成2021.7.1更新2021.7.7)
前回は、島鉄フェリーに乗ったところで区切りました。
これより、第11部の車中泊の記録です。
どうぞご覧ください。
島原半島、上陸!!!
熊本県の天草から島原フェリーを乗って、長崎県の島原半島へと行くとしよう。
海上移動も旅情感があって楽しいよね。
船体は大きくないものの、客室は広々としてシートはとても快適。
島原半島は、いったいどんな景色が広がっているのだろう??
去りゆく天草を尻目に、新たな地への期待に胸が高まる。
島鉄フェリー
- 天草と島原を30分で結ぶ(陸路だと4時間以上はかかる)
- 先着順にて乗船(予約不要)
- 料金は車両の大きさによって変わります(ぼくは車1台2890円でした)
- 敷地内の係員の指示に従えば良いので、初めて利用する人でも迷うことはありません
(ホームページはこちらから↓↓↓)
www.shimatetsu.co.jp
フェリをー降り、本日の道の駅車中泊スポットへと向かう。
道の駅からはゴツゴツとした平成新山が見えた。あそこへは明日訪問するとしよう。
天気予報を確認する。
ここ数日は雨続きだったけど、ようやく明日は晴れ間が期待できそうだ。
梅雨の中休みはとてもありがたい。
さてさて、明日は存分に写真を撮って素晴らしい景色をおさめるぞ!!
島原周遊ドライブ「その壱」
九州車中泊ドライブは早くも2週間が経過した。
ほんと、旅行している時間はあっという間に過ぎていくね。
天気は、昨日の予報だと終日晴れると言っていたが、今朝確認してみると「1日を通して曇り空」に変わっていた。
まあ、仕方ない。雨が降らないだけでもいくらかはマシだろう。
まずは、平成新山方面に向かうとしよう。
「まゆやまロード」をグングン駆け上がり島原の町並みを望む。
ときおり薄曇りの中から陽光が差して、それが海上の島々をおぼろげに照らしだしていた。
「まゆやまロード」は全長8kmの短い道路だが、ゴツゴツした平成新山を間近に感じることができる。
道路からの展望は限られるものの、アップダウンある快走路なのでバイクだと楽しいと思う。
とくに「平成新山ネイチャーセンター」へと続く道は、平成新山の荒々しい山肌に火砕流の跡がはっきり見ることができるのでとてもオススメだ。
1991年より5年もかけて溶岩が冷え固まってできた平成新山。
日本ではいちばん新しい溶岩ドームだ。
今でこそ裾野には緑が繁っているが、当時は一面が荒廃として殺伐としていたらしい・・・
自然の気分一つで人間が築いたコミュニティや建造物なんて、一瞬で葬り去ることができる。
いくら文明が発達して利便性が良くなっても、自然にとっちゃ人間なんてちっぽけで無力な存在だと改めて感じた。
島原周遊ドライブ「その弐」
さて、天気もいまいちなので、今日は海岸線を一周してまったりドライブするとしよう。
(ブログでは省きますが、がまだすドームや火砕流跡地を見学しました)
有明海に沿う国道251号線を走っていると、ちょっと気になる駅を見つけた。
ここ「島原鉄道の大三東」は、海とホームを隔てる欄干がないので、めちゃくちゃ解放的だ。
ぼくが訪れたときは干潮時だったが、潮が満ちたタイミングだと撮り鉄にはたまらないだろうな。
この駅は、キリンレモンのCMで使われたらしい。
黄色いハンカチ(500円)に願いを込めて飾ることができるので、興味あるかたはぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
このほかにも海沿いの無人駅をいくつか堪能しながら、方向を南へと進ませる。
雲仙グリーンロードへと分岐して、信号がまったくない農道をひた走る。
農道沿いは広大なだんだん畑が折り重なっていて、パッチワークのような情景に見惚れてしまう。
段々畑は石積みとなっている。
石の積みかたは崩れないように緻密に計算されており、日本人の農耕技術の高さに目を見張ってしまう。
収穫期にはどんな光景になるのだろうか??
あたり一面が草原のような緑色に染まるのかな??
訪れる人は皆無だった。
道沿いには、ところどころに展望台が設けられている。
この景色、ぼくは大好きだ。
1日、かなりガッツリ写真を撮って満喫することができた。
温泉に浸かって締めるとしようか。
やっぱり雲仙といったら温泉でしょ。
ぼくが訪れた「小地獄温泉」は白濁のトロミがついた秘湯。
(温泉のホームページ↓↓↓)
seiunso.jp 吉田松陰も訪れた、雰囲気抜群の温泉だ。
名湯を満喫したあとは、今日も道の駅にて車中泊だ。
明日は雲仙周辺をドライブするとしようかな。
さて、今回は区切りがいいのでここまでとする。
第11部、最後までご覧いただきありがとうございました。