
(記事作成2021.8.2更新2022.7.10)
- フォークリフトの講習って難しいのかな??
- 講習の内容ってどんな感じなのだろう??
- お金はどれくらい必要なの??
このような疑問にお答えいたします。
ぼくが実際に講習を受けたときの体験を紹介していきますので、これからフォークリフト講習を受けようとしている人の参考になれば幸いです。
フォークリフト講習の難易度と費用について
結論から申すと、講習をまじめに受ければほとんどの人が合格する。
費用は3万円代なので、スキルアップとして取得しておいて損はしない。

合格率は90%以上なので、よほどの事がなければ受講したほぼ全員が免許を取ることができるだろう。
では、体験したことをもっと具体的に細かく紹介していこう。
講習の「難易度」は??
チョロいだろうとナメて臨むと痛い目にあうと思う。
まず、フォークリフト講習は4日間の工程となる。
もちろん、4日間すべてに出席しないと修了しないので毎日講習を受けなきゃいけない。

1日目は座学の講習で、その日の最後に筆記試験がある。
2日目〜4日目は実際にフォークリフトに乗って実技の講習を受け、最終日最後の時間に修了試験という流れだ。
座学講習・筆記試験
講師の説明を朝から夕方までずっと聞かなければならない。
テキストをもとに、運転の注意ポイントや力学・法令・フォークリフトの構造などを学ぶ。
(テキストは講習当日に配られました。自前で揃えてきた人はいませんでしたね)

ここで、講師が「ここはテストに出るぞ!!」「ここは大事だぞ!!」と指摘したところは絶対に覚えるようにしよう。
講義は、試験に出やすいポイントを重点的に教えてくれるので、講義中に寝たりボーッとしていると試験で地獄を見ることになるだろう。
余談ですが・・・ぼくのときは、9人中3人が筆記試験で落ちました・・・
講義をちゃんと聞いていないと合格率はグッと下がるので、余裕こいて油断はNGだ。
しょうじき、テキストの厚さと覚える内容の多さに絶望した。
ネットでは超簡単と言っている人がいるけれど、まじめに臨まないとガッツリ落ちます。
実技講習・実技試験
筆記試験を通過したら、翌日からフォークリフトの運転講習を受けることになる。
最初は前進・後退・レバー操作など、フォークリフトに初めて乗るぼくは戸惑うことが多かった。

ひとつひとつの操作をゆっくり、とにかく安全に徹して運転するように心がけた。
ちなみに、講習はワンツーマンで受講することは・・・まずほとんどないだろう。
複数人で1組のチームになり、一斉に講習を受けることになる。
運転自体はそこまで難しくなかったが荷物を積む際はレバー操作や決められた手順が多いので、覚えるのはちょっと大変だった。
ぼくのときは6人の受講生に対して1人の講師、1台のフォークリフトで受講した。
受講生1人が運転しているときは他の受講生はイスに座って雑談したり、なかにはタバコを吸っている人もいた。
終始、かなりリラックスした雰囲気である。
受講者のなかには運転がめちゃくちゃ上手い人が何人かいた。
彼らは、もともと会社の敷地内や仕事で乗っていたらしく、だいたいの操作手順は知っているとのこと。。。
ってか、無免許で運転させるとかどんな会社だよ・・・
講習の「費用」は??
ぼくが受けたところでは34000円だった。
安いところだと2万円台のところもあるらしい。
また、講習時間はご自身の保持免許によって違ってくる。
無論、講習時間が短ければ費用も安くなる。
といった具合だ。
フォークリフト講習を実施している教習所や学校は意外と少ない。
申し込み人数が多いと早めに募集を締め切ることもある。
受講を考えている人は早めに予約を申し込んだほうが無難だと思う。
フォークリフトは取っておいて損はしない!!
フォークリフトは国家資格である。
車のように免許の更新は必要ないので、 一度取ってしまえば失効することがない。
資格は一生腐ることがないので、自己研鑽のためにチャレンジしておいて損はないだろう。
基本的には「落とす試験」ではなく「受からせる試験」なので、一生懸命に講習を聞いていれば合格は十分に狙える。
費用面に不安がある人は、給付金制度もあるのでこちらもご一読いただけると理解が深まります。
教育訓練給付金とは??わかりやすく解説します(大型一種・牽引)
トラック業界の転職で有利になる資格
以下の記事に、ぼくが実際に取得した資格の体験談をまとめています。
興味ある方はどうぞご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。