(記事作成2020.8.20更新2022.3.12)
を、実際の体験をもとに紹介させていただく。
これから受験する方・乙4類に興味ある方はご覧ください。
乙4類って難しい!?
結論から申すと、ちゃんと勉強すれば誰でも合格できる!!
ハードルが高そうな印象を受けるが、勉強さえすれば小学生でも受かる。
(小学生 乙4類 合格 で検索すればいくらでも情報が出てきます)
複雑な計算式や、難解な化学式がたくさんあるかと思いきや、実際はそうでもない。
意外にも、乙4類の基本は暗記なので、過去問を繰り返し解いていけば効率よく覚えることができる。
ぼくのスペックは?
・・・ちなみに、恥ずかしながら
- 高校の物理で、赤点とりまくりで単位を落とす
- 高校の数学で、20点以下連発で単位を落とす
- 数学以前に、算数計算で既につまづいている
- 理数系が大の苦手で、思考回路は、確実に文系脳
って感じ。
自分のように、理科系とは真逆の人間でも1発で合格できるのだから、文系でも十分に勝機はある。
じゃあ、余裕だね!!
って、甘く考えていると確実に落ちる。
国家資格ということもあり、受験者を「受からせる」試験というより「ちゃんと勉強した奴だけを選別する」ので、ナメていると絶対に不合格になる。
とてもじゃないけど、当てっずぽうでやり過ごすのは不可能だ。
よくブログで、
「勉強は2週間でOK!!」
「まったく勉強していなかったけど、ふつうに受かった!!」
なんて書いている人がいるけど、そんな他人の情報を易々と信じるのはやめたほうが身のためである・・・。
つまり、
- ちゃんと勉強すれば、誰でも受かる
- 余裕かましている人、理数系の知識ゼロの人は、勉強しないと確実に落ちる
っていう心構えで挑んだほうがいい。
乙4類の合格率は?
一般財団法人消防試験研究センターの統計によると、令和1年度の合格率は・・・
38.6% となっている。
なぜこのような合格率なのかというと、単純に、試験を受ける人が多いから。
乙4は他の類(乙1.2.3.5.6)と比べると受験者数が10倍ほど多いので、必然的に合格率は低くなってしまう。
合格率だけを見て「ハードル高そうだな・・・」と敬遠せず、試験自体は気軽に受験してみるくらいの気持ちで臨むのがいいと思う。
試験をバックれる人も多数いる
ぼくが受けた東京の会場では、20人くらいの受験者は何らかの事情で来られない方も見受けられた。
試験日を忘れたか、勉強に挫折しメンドウ臭くなったか定かではないが、「戦わずして負ける」人は意外と多いらしい。
勉強に費やした時間
物理化学の知識「ゼロ」
危険物の知識「ゼロ」
な自分で、だいたい1ヶ月半。
物理・化学分野の知識がある人だと、2週間くらいで覚えられる。
どうやって覚えた?
基本は暗記なので、通勤時間や休憩タイムを活用してテキストを読んでいた。
毎日1時間は集中して取り組むと決めていたので、コツコツと積み重ねていく感じかな。
いちばん最初にテキストを流し読み、それから過去問を解く。間違ったところを調べ、あとは文言や用語をひたすら暗記する・・・という勉強方法をとった。
覚える量がそこそこあるので、勉強するポイントを
- 絶対に覚えるもの
- 余力があれば覚えるもの
- 出題頻度が少なく且つ理解ができないもの
の3つに分け、 効率的に進めていった。
こちらの記事では、ぼくが実際に使った教材や、とてもお世話になったサイトを紹介している。
ぜひ、参考までに。
「乙4類」勉強の参考になったテキスト2冊・お世話になったサイト3つ紹介!!
受験するメリットは?
資格をなにに活かすかは人それぞれだけど、自分のスキルアップの一つとして挑戦するのは無駄でない。
個人的に感じた最大のメリットは以下の通り。
知識が増え、仕事の選択肢の幅が広がる
資格を有することによって得られる最大の恩恵は、知識が増え、選択肢が広がること。
乙4類はガソリンスタンドのみならず、工場・倉庫業・製薬会社・研究職など、あらゆる分野で活かせる。
会社によっては手当がついたり、アルバイトだと時給が上がるなど、金銭的な恩恵もちょこちょこある。
「乙4類」受験の申しこみ方法を解説(結論:電子申請がマジでおすすめです)
タンクローリーの運転手は必須!!
危険物を運ぶお仕事では、必須の資格。
ガソリン・灯油・軽油・重油などの運搬が主になってくるが、その他にもケミカル(化学薬品)の輸送など、乙4類を持っていないと担うことができない職種だ。
入社前に乙4類を保有していたら大きなアピールポイントになるので、タンクローリーの運転手を考えているならサクッと取ってしまおう。
未経験でトラック運転手に転職するなら持っていて損はない資格5選!!
最後に
勉強は大変だけれど、自分のためだと思ってどんどん挑戦し吸収することが大事。
それに、資格は持っていても腐ることはないし損になることの方が少ないと思う。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。