(記事作成2022.7.26更新2023.1.30)
- メッセージアプリのsignalに興味がある
- 実際に使っている人の評価が知りたい
- 使い心地はどうなの??
このような疑問にお答えします。
ぼくはsignalで友人とメッセージのやりとりをしています。
実際に使ってみた感想やメリット・デメリットを中心に紹介していきますので、どうぞご覧ください。
メッセージアプリ signalを1年間使ってみた感想
結論から申すと、とくだんの不便や不都合は感じていない。
以前はLINEを使っていたが
- 広告が目障り
- 余計なコンテンツがありすぎ
- セキュリティに疑問
を抱いていた。
そういった経緯からsignalを試しに使ったのだが、想像以上に快適だった。
では、実際に感じたメリット・デメリットを紹介していこう。
signalを使って良かったこと
大きなメリットは4つあった。
圧倒的なセキュリティーの高さ
signalはアメリカのベンチャー企業が開発したメッセージアプリ。
セキュリティー面では他のメッセージアプリの群を抜いている。
脱・LINEの最有力候補? 公安警察も利用しているというメッセージアプリ「Signal」とは - OTONA LIFE | オトナライフ
相手とのやり取りが外部に漏れない秘匿性は、アメリカの上院議員や日本の公安までもが使っているほどだ。
メッセージは高度に暗号化され、やり取りの内容は運営側でさえも把握できないので証拠はまず残らない・・・
一般人にそこまでのセキュリティーの意識が求められるかは各々の価値観によるが、情報を盗まれたくない人にとっては現存するアプリの中で最強レベルだと思う。
余談だが、いくらセキュリティ高いアプリを入れても、個人情報ガバガバな中華端末(HUAWEIなど)を使っていたら意味ないので悪しからず。
ちなみに・・・
登録に必要なのは
の2つのみ
いたってシンプルだ。
LINEの代替アプリとして優秀
LINEは日本国内で子どもから大人まで浸透しているけど、世界ではかなりマイナーなメッセージアプリだ。
日本以外だと台湾・タイなどのアジア圏の一部でしかLINEを使っている人はいない。
しかも近年は、個人の情報が中国・韓国に引き抜かれている可能性も指摘されており、LINEのセキュリティ面において疑念を抱かざるをえない。
【主張】LINE情報管理 中国流出のリスク解明を - 産経ニュース
LINE証券やLINE Mobileなどがあるが、正直、こんな危ないサービスを使っている人の気が知れない。
自治体や省庁までもがこぞって連絡手段としてLINEを使っているが、他国に情報が流出している状況に無策なのはあまりにもリテラシーが低すぎる。
その点signalは先ほどの紹介のとおりセキュリティにおいては相当レベルが高いので、LINEとはまるで比較にならない。
この世界に完璧はないけれど、情報保護の観点において現時点ではsignalに勝るアプリはほとんどないと思う。
とにかくシンプル!!
LINEは自分にとって不要なニュースや広告がたくさんあったが、signalは余計な情報は一切なし。とんでもなくシンプルな設計だ。
メッセージのやり取りのみに特化されているのでムダをとことん排除している。
LINEに親しんだ人からすれば味気ないかもしれないが、必要最低限の機能で満足なぼくにとってはこれで十分だ。
signalユーザー間であれば通話無料
お互いにsignalをインストールした仲だと、通話は無料だ。
これはLINEでも同じだろう。
ちなみに、機種変更してもPINコードで連絡先は引き継げるが、メッセージのやりとりまでは復元されなかった。
signalの注意点
セキュリティ面ではピカイチだけど、使うさいは留意しておいたほうがいい点が3つある。
セキュリティの高さが仇になる
なんとも皮肉だが、情報の秘匿性の高さのせいで犯罪に利用されることもあるらしい。
メッセージのやり取りを運営側が把握できないことを逆手に、
- 非合法的な取引(クスリなど)
- 外部に決してバレてはいけないメッセージ
などの証拠は、一切残らない。
もし、自分がトラブルに巻き込まれても相手とのやり取りの証拠が出てこないので、警察も動きようがないという最悪なケースも考えられる。
signalに限ったことではないが、このアプリは使う側の倫理観によってかなり左右されるだろう。
スタンプが、かなり独特
LINEに親しんだ人からすれば、かなりショボくて貧相なスタンプだ。
可愛いのかよくわからないクセがあるスタンプは、好みが真っ二つに別れるかもしれない。
バリエーション豊かなLINEスタンプに愛着を持っている人も多いので、signalの「THE 海外」を露骨に感じるスタンプには違和感を覚えると思う。
まあ、ぼくはまったく気にしないけどね笑
使っている人がとんでもなく少ない・・・
友人・親類でsignalを使っている人はまずいない。これがいちばんのネックだと思う。
LINEが主流の日本においてsignalの知名度は絶望的。
そもそもLINE以外のメッセージアプリすら知らない人がほとんどだ。
ぼくも親しい友人たちに
『これからはsignal使うから、インストールお願い!!』
って頼んでいた。。。
まあ、LINEがすっかり浸透してしまっているので今更他のメッセージアプリを使うのはすこぶる面倒なのは間違いない・・・
現時点では、よほどの情報通か変わり者しか使わないアプリなので、LINEが日本撤退するなどがない限りsignalが広まることはまずないと思われる。
まとめ
signalについてまとめると、
使うメリット
- セキュリティの秘匿性・堅牢性はピカイチ
- アメリカ上院議員・公安も使っている
- 広告などのムダがなく、とてもシンプルな設計
- signalユーザー間であれば通話は無料
使うさいの注意点
- あまりの秘匿性の高さを悪用する輩もいる
- やり取りの証拠を消すことができる反面、犯罪に巻き込まれても証拠を示せない可能性がある
- 日本ではとんでもなく認知度が低い
- スタンプが独特なデザイン
という具合か。
LINEのセキュリティを気にしている人にはsignalはベストな選択なひとつなので、どうぞ参考までに。
ちなみに、海外アプリ(LINEもだけど・・・)に抵抗があるなら『+メッセージ』も候補にする人もいるようです。
メッセージアプリはご自身の環境に合わせて賢く使っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
Signal - プライベートメッセンジャー
開発元:Signal Messenger, LLC
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