
(記事作成2021.5.25更新2022.6.20)
- 座席をフラットにした状態で人を寝かせたまま走るのはOK??
こんな素人丸出しな疑問が沸きあがったので、さっそく調べてみた。
命に関わる問題なので、興味ある方はぜひご覧ください。
フルフラット状態で人を寝かせて走ってもOK??
結論から申すと、座席を完全に倒して人が寝た状態で走行するのはNGである。
想像のとおり、その状態だとシートベルトを着けることができないので 、安全上の問題が生じてしまう。

(フルフラット状態で人を寝かせたまま走るのはダメ)
シートベルトは運転席・助手席はもちろんのこと、後部座席にも着用義務がある。
道路交通法にもちゃんと明記されているので、ドライバーは、同乗者の安全をちゃんと確認した上でハンドルを握るようにしよう。
違反金・違反点数
一般道路・高速道路、それぞれで見てみよう。
一般道路は??
運転席・助手席の人がシートベルトをしていないと・・・
→違反点数1点
→違反金なし
後部座席の人がシートベルトしていないと・・・
→違反点数なし(だいたい、口頭注意になるそうです)
→違反金なし
高速道路は??
運転席・助手席の人がシートベルトをしていないと・・・
→違反点数1点
→違反金なし
後部座席の人がシートベルトしていないと・・・
→違反点数1点
→違反金なし
違反金はないものの、違反点数は下道か高速かで多少変わってくる。

死亡率が跳ね上がる
後部座席のシートベルトをしていない状態で事故を起こしてしまうと、とても恐ろしいことになる。
なんと、装着時のときより死亡率が4.8倍に上がる。さらに、車外に放り出されて亡くなる率も約42倍にグーンと跳ね上がるのだ。
全ての座席でシートベルトを着用しましょう|警察庁Webサイト
違反点数が1点なら・・・なんて甘い考えは捨てよう。
ドライバーの安全意識が低いと同乗者の命を危険に晒してしまうことになる。。。
キャンピングカーもNG
こちらも走行中は後部座席の人はシートベルトの装着が義務付けられている。
キャンピングカーは家に車輪がついたようにとても快適だが、走っているときは、後ろに乗っている人もシートベルトを着けるようにしよう。
まとめ
- フルフラットにして人を寝かせて走るのはNG
- 後部座席のシートベルト着用率は低い、、、
- 事故を起こしたとき、死亡・重症率が跳ね上がる
- ドライバーの安全意識が低いと同乗者を危険に晒す
- 全席、シートベルト着用!!
っていう具合かな。
ドライバーとしての責任をもってハンドルを握っていかなきゃいけませんね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。