
(記事作成2021.5.25更新2021.5.27)
北海道・東北・関東・関西・四国・北陸・山陰・山陽地方と、約7年間かけてバイクでツーリングしてきた。
そして今回は念願の九州一周を果たすべく、思い切って身軽な状態(会社退職)で臨むことにした。
予定ではバイクで行くつもりだったけど、まさかの5月に九州が梅雨入りしてしまったので、急遽ラフェスタで車中泊しながら周るとしよう。
いったい、どんな景色が待っているのか・・・。
初めて訪問する地への期待を胸に、いざ参らん!!
さらば関東
ぼくが住んでいる千葉県から九州を目指すなら、東京のお台場からフェリーに乗ってしまうのが いちばん効率的だ。

しかし、それだと味気ない。。。
せっかくだし、自走で1000km高速道路をロングドライブしながらの旅も乙ではないか。
雨がほと走るなか、まずは首都高を経由して関東を脱出してしまおう。

ちなみに、自宅にいつ戻ってくるかはとくに決めていない。
2週間くらいあれば満足に観光できるとは思うが、帰るのはそのときの気分次第だ。
(お金は・・・まあ、なんとかなるだろう。。。)

横浜北西線に抜け、横浜青葉JCTで東名高速へと合流する。
ちなみに出発日は5/23(土)
休日ということもあり断続的な渋滞にハマった。

みんな、雨のなかどこへ向かうのだろうか。。。
団子状態の車列が、かたつむり並の速度でノロノロと進んでいく。
海老名JCTを過ぎたあたりでようやく流れがよくなったので、あとはひたすらに西へ西へと進んでいく。

自宅から5時間走りっぱなしなので休憩するとしよう。
ぼくのお気に入りな牧之原SAに寄ってみた。
あいにく、無料の雑魚寝スペースは改修中のため利用不可だった。
とりあえず肉うどんセットを胃に流しこみ、地図と道路状況を確認する。

まだまだ先は長い。
なにせ目的地までは1000kmあるのだから、焦ることも急ぐこともしなくていい。
念のため給油をしておくとしよう。

レギュラー167円なり・・・
高速道路のスタンドは高すぎだよ。。。
鬼の移動
東名高速から豊田JCTで伊勢湾岸道へと分岐する。
中部地方は関東よりも雨足は弱いものの、空は相変わらずドス黒い曇天に覆われて、今にも雷鳴が轟そうな予感。。。

途中、工事のため通行止めの区間があったので、地図で迂回路を確認。
紙地図はアナログだけど、ルートの確認はデジタルの地図よりも明瞭でわかりやすいと個人的には思う。

腹ごしらえをして、行けるとこまで行ってみますか。
大阪を抜けて山陽道へと合流し、気が遠くなるような一本道をひた走る。
山口県まで突っ走ろうと思ったけど、さすがに仮眠をとったほうがよさそうだ。
体の疲労はそれほどでもないが、想像以上におそろしく時間がかかる。。。

自宅を出発して約15時間。
岡山県の吉備SAにて、しばし夢に落ちます。。。
いざ、上陸!!
いよいよ、今日は九州に足を踏み入れる!!
仮眠も取ったし準備は万端だ。

昨日とは打って変わって、早朝なのに気温はどんどん上昇してゆく。
朝霧が立ち込めるなか、ラジオを聴きながら孤独なドライブを満喫するとしよう。

当たり前だが、車の旅行はバイクよりもめちゃくちゃ快適。
雨に憂いたり寒さに凍えたりしなくていいのは、本当に楽である。
4時に吉備SAを発ち、休憩を挟みつつ、だいたい5時間かけて山口県の壇ノ浦PAまでやってきた。
この橋の向こうは、いよいよ九州・・・
(ブログだとあっという間に着いたように感じるが、道中の内容はだいぶ端折っているので悪しからず)
今までの人生の中で、こんなに走り狂ったことは未だかつてない。
1000kmの自走を楽しめるのはよほどの運転好きか、それともイカれた変態か・・・

ぼくのことを歓迎してくれてるのか、天気もスカッと晴れて清々しい。
むしろ、5月にしては暑すぎるくらいだ。

西日本は梅雨入りしているので、この晴れ間はかなり貴重になりそうだ。
片側3車線の関門海峡を渡って、念願の九州入りを実現させる。

この、エリアを跨ぐ瞬間がとても気持ち良い。
遠路はるばる、よく頑張ったよ自分。
九州道へと分岐し、小倉南ICで長い長い高速道路の旅も終わる。

ちなみに、高速料金は深夜割引で14000円なり。
さて、今回はここまでとしよう。
次回は「平尾台」でまったりお昼寝をします。
まずは移動編、最後までご覧いただきありがとうございました。