(記事作成2020.12.28更新2022.8.1)
今までの教習記録はこちらからご覧になれます。
これより、大型トラック一種免許の卒業検定の記録です。
どうぞ(・∀・)/
大型トラック卒業検定
いよいよこの日がやってきた。
緊張はマックスだけど、普段通りにやればまず大丈夫だと思う。。。
さて、卒業検定を受ける者は、指定された教室に集まって注意事項などを試験官より聞かされた。
ちなみに、大型一種の受験者はぼく一人だけ。これで落ちたらちょっと恥ずかしいな・・・
いざ、検定へ!!!
検定コースは、まず教習所の所内で方向転換と後方間隔の試験を受ける。
それが終わったら、路上にでて20分ばかし走るとのこと。
所内・路上を無事に終え、100点中70点以上で合格だ。
ちょっと補足します
- 所内の検定は「方向転換」か「縦列駐車」のどちらかを受けることになる。(方向転換をやるのか縦列になるのかは、検定当日のコース説明のときまでわかりません)
- 後方感覚は、荷台後部とポールの距離を50cm以内にして停める課題
- 方向転換は、3回まで切り返しOK(4回目で失格)
- 後方間隔は、1回目は50cm以上だとやり直し。2回目でも50cm以内に停めることができなければ減点(もし、50cm以内に停められなくても試験は続行される。ただし、ポールに接触させたらその場で試験終了。。。)
よし・・・とにかく精一杯やってみよう!!!
(2022年をもって、後方間隔の試験は廃止されました)
方向転換(右バック)
所内の外周をグルッと走って慣らし運転をする。
それが済んだら試験開始。まずは、最初の関門、右バックによる方向転換だ。
(ちなみに、あくまでも方向転換なので、枠内に真っ直ぐに停めなくてもいいらしい)
右バックなので、右後輪を縁石に沿わせるようにハンドルを切っていく。
ハンドルを右一杯に回して、このまま下がれば枠内には入る
けど、
荷台がポールに接触したらアウトなので、念には念を入れて、いったん車体を前にだして 切り返すことにした。
とにかくポールに当てたら終わるので、こういうときは慎重すぎるくらいがちょうどいいと思う。
切り返したら車体の左右に十分なクリアランスを確認できたので、そのまま真っ直ぐ後退させた。
後方感覚
続いて後方感覚の試験に移るとしよう。
車をいったん左に転回させ、左バックで枠内に収める。
ちょっと前進させて、そこからポールに目掛けて後退させる。
正直、ギリギリを攻めて50cm以内に停めるのはかなりリスキーだと思う。
自信があれば車体をガッツリ寄せていっても良いのだが、ポールに当てたらその場で試験終了なので、安全策を講じてやり過ごしたほうが無難かと・・・
ぼくはポールに当てるのが怖すぎたので、50cm以内を攻めて停めるのは躊躇した。
(試験終了後、試験官より1回目は55cm。2回目は60cmで停めたと聞かされた)
(2022年をもって、後方間隔は廃止されました)
これで所内の検定は終了。これより路上での検定となります!!
路上での検定
路上では、これといった課題はとくになかった。
あらかじめ言い渡された試験ルートを走るだけなので、特段変わったことはない。
強いて言えば、安全確認は「これでもか!!」ってくらい目視をしたかな。
安全確認は試験官に認識されなければ意味がない。
目視は視線の移動だけではなく、首を動かしたり上体を前後させたりして確実に行った。
いや、試験のためというよりは、トラックは死角が多いのでしつこいくらいに安全確認をして着実且つ正確に運転しないと取り返しがつかないことになる・・・
トラックに限らずだが生半可な意識で運転すると確実に事故るので、その点は慎重に慎重を重ねて走行させていた。
結果発表!!!
一通りの試験を終え車から降り、あとは結果を待つのみ。
この数十分の待ち時間がとてつもなく長く感じる・・・
そして、
合格した!!!
2tトラックすら乗ったことない奴が、いきなり大型一種免許に挑んでも合格することが証明された!!!
大型一種免許取得の総括
ついに憧れのトラックの免許を取ることができた。
この喜びは筆舌し難い。
教習は楽しかったけど、トラック独特の運転方法を受け入れるのには最初のほうは苦労した。
普通車やバイクとは全く違った乗り物なので、頭をフラットにして一から学ぶ姿勢がないと合格することはできないと強く感じた。
なかなか上手くいかないこともあって悩んだりしたけど、2段階の中盤には指導員より
「運転が円滑になってきたね!!」
「とても優しい運転だね」
と 励ましをいただく場面も増えてきたので、少しずつだけど成長を感じられたのがとても自信になったかな。
さて、この資格をどうやって活かすかはまたの機会に綴ろうかと思う。
大型一種取得体験記、最後までご覧いただきありがとうございました。