(記事作成2020.11.21更新2022.6.19)
- ninja650、不人気って言われているけど・・・
- 乗っている人少ないのなんでだろう・・・
こんな疑問にお答えします。
ninja650に興味ある・購入を検討されている方は、どうぞご覧ください。
ninja650が不人気と言われる2つの理由
「ここが惜しい・・・!!」
と気になった部分や、
「新車発表されても、あまり話題にならなかった理由はこれかな。。。」
など、実際に乗っているからこそ気づいた点がいくつかある。
赤裸々に語っていくので、ninja650を検討されている方の一助になれば幸いだ。
器用貧乏である
ninja650は、高速走行・ロングツーリング・町乗り(通勤)などなど、幅広いニーズに答えてくれる優れもの。
200kgを下回る軽量な車体のおかげで、165cmのぼくでも立ちゴケの心配は皆無だ。
砂利道や狭路でも臆することなく突っ込んでいけるのも魅力の一つ。
とにかく、だいたいのことは卒なくこなせてしまう。
ただ、この「卒なくこなせる」点が、人によっては飽きやすく物足りないのかもしれない。
もっと言ってしまうと、オールマイティーすぎて刺激が少ないバイクだと思う。
平凡すぎて影が薄い・・・
例えるなら、ninja650は与えられた課題を淡々とこなす、くっそマジメで目立たない生徒、といったところか。
陽キャのようにクラスの人気者(250ccフルカウル・リッターバイク)っていうポジションではないし、取り扱いに難儀するヤンキー(旧車)とは正反対な性格をしている。
飛び抜けた才能(性能)はないけれど平均点は叩きだすので、先生(オーナー)からは大きな不満を抱かれることはない。
ただしあまりにも平凡すぎて記憶に残らない・・・という、ちょっと残念な奴だ。。。
指示通りに動いてくれるのはありがたいけど、自己主張がまったくないので、いい意味でも悪い意味でも受け身なバイク・・・それがninja650なのだ。
ここまでのまとめ 其の壱
- ライダーの思い通りに操れる
- 刺激が少なく、飽きやすい
- とにかく指示通りに動いてくれる従順バイク
個性がない・ジャンルの位置付けが難しい
しょうじき、Kawasakiがどの層をターゲットにしたのかが分からない・・・
速さを求めるなら、ミドルクラスでは
- ZX-6R
- GSX-R600
- CBR-600RR
- R6
などなどが名を連ねるので、ninja650が入りこむ余地はない。
ninja650はスポーティーな外観に反し、加速力や高速走行(120km以上)での驚嘆や刺激といったものは感じられないので、スポーツバイクに分類はされないと思う。
じゃあ、ツアラーに区分されるかというとそうでもない。
旅バイクのようなフルパニアが可能なツアラー、アドベンチャー系なら、
- Vストローム
- ninja1000
- VFR-800F
- ベルシス650、1000
・・・などの強者が鎮座している。
ツアラー旅バイク・・・??
純正のサイドパニアは用意されているものの14Lという微妙な容量だし、数万円とバカ高いのでまったくオススメできない。
(工夫次第でなんとでもなりますがね)
「ninja650(2017)」キャンプツーリングの積載方法・荷物取り付け紹介!!
まともな積載をしたいならツーリングバックを別途揃えたほうが良いと思う。
これらのことから、メーカー側は「ツアラー旅バイク」として販売したわけではないように感じてしまう。
辛口に言ってしまえば、自分がどのような乗り方をしたいのかが分析できた人ならninja650は購入候補から外れると思う。
スポーツ・ツアラーに特化したバイクは山ほどあるので、わざわざninja650を選ぶ理由はない。
多少の悪路を走りたいのであれば、車検がない250ccアドベンチャーという選択肢もある。
以上のことから突出した個性をもっていないninja650は、他の車両と比べてしまうとどうしても見劣りしてしまうのが実情なのだ。
ここまでのまとめ 其の弐
- そこまで速くない(驚くような加速感はない)
- ツアラーと呼ぶには頼りない
- 他車種との差別化やインパクトがない
ninja650に向いてる人・向いていない人
じゃあ、ぼくはなぜこのバイクを選んだかというと、
- 250ccからステップアップしたい!!
- 外観が好き!! 格好いい!!(このフロントマスクは2017〜2019年式のみ)
- 取り回しが楽・足つき良好で軽量な大型バイク
この3つにドンピシャに当てはまったからだ。
『ninja650(2017)インプレ』3年30000km走ったガチ評価!!(かなり優秀です)
ってか、ninja650を選ぶ人は、だいたいが上記の理由だと思う。
ninja650と仲良くなれそうな人!!
上記の3点に加えて、
- 速くなくてもOK。まったり走りたい
- 低身長でも大型に乗りたい
- 他の人と、車両が被りたくない
と考えている人なら、ninja650という選択は間違っていない。むしろ、かなりオススメだ。
ninja650と相性が微妙な人・・・
反対に、
- 大型らしい加速感が欲しい
- 積載しても様になる旅バイクに乗りたい
- 所有感を満たしたい
という理由で選ぶと、理想と現実のギャップに驚き、早々に乗り換えてしまう。断言する。
まあ、自分でいうのも恐縮だけれど・・・
3年以上40000km乗っているぼくの本音なので、そこらのバイク評論家よりかは的確に指摘していると思う。
ここまでのまとめ 其の参
- 250ccからステップアップしたい!!
- 大型に乗りたいけど、重いバイクは嫌だ!!
- 下道・高速道路で「そこそこ」速ければ満足!!
- 大型らしさを求めている(所有感があるバイクに乗りたい)
- タンデムツーリングしたい
- ガチの旅バイクを探している
- 体がもっていかれる加速力が欲しい!!
- 高速道路は120km〜巡航をしたい
ninja650についてもっと知りたい方へ
ぼくが3年以上乗って感じたことをまとめています。
- ninja650キャンプツーリング仕様の紹介
- 維持費(交換部品・保険の支払いの目安)について
- 車検費用について
- 燃料計の残量が1メモリでどれくらい走れるか?
- 3つの不満点と改善アイテム
これらの内容を知りたい方は、以下のまとめ記事をご覧ください。
『ninja650まとめ』スペック・評価・インプレ記事7選!!!(本気で語ってます!!)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。