(記事作成2018.12.10 更新2022.6.10)
- ninja650(2017年式)気になってる・・・
- 大型バイクに乗るの初めてなんだけど、大丈夫かな・・・?
- 実際に乗っている人の赤裸々な意見が欲しい・・
このような疑問にお答えいたします。
ninja650に興味ある方は、ぜひ読んでみてください。
ninja650の評価は? 車両スペック徹底解説!
この記事をご覧になれば、だいたいの車両特性は理解できるはずだ。
別途、車検費用・維持費・交換部品などをまとめた記事もありますので、そちらも一読するとninja650の理解はいっそう深まるだろう。
大きさ・重さ・燃費・足つきについて
車両の大きさ
「え、本当に大型バイク!?」
納車時にninja650を見た瞬間、あまりの小ささに驚いてしまった。
ninja250(2013)と比較しても・・・
全長×全幅×全高
ninja650→2055mm×740mm×1135mm
ninja250→2020mm×715mm×1110mm
車両の大きさは、そこまで大差はない
余談ですが・・・
VERSYS-X250は2170mm×940mm×1390mm
なので、ninja650のほうが車体は小さいです・・・
ninja650の大型らしからぬ車格に面をくらってしまった。。。
でも、このコンパクトな車体をみた瞬間に「大型バイク=大きくて取り回しが苦痛」のイメージは崩れ、
「これなら、大型初心者でも安心して乗ることができる!!」
と確信することができたね。
このバイクなら大丈夫そうだ、、と取り回しに関しての不安を取り除けたのはとても大きいと思う。
車両の重さ(装備重量)
ninja650→193kg
ninja250→172kg
びっくりするくらい、めっちゃ軽くて取り回しが楽チン。
しょうじき、ninja250の方が重く感じてしまうw
補足情報
同じようなミドルクラスだと
SV650→196kg
CB650F→208kg
MT07→183kg
乗ってみて気づいたが、軽いバイクに跨がる恩恵はめちゃくちゃ大きい。
200kgを切る軽快な車両のおかげで、段差があるところでバイクを後退させるとき、傾斜がついた駐車場から出るような場面に出くわしても緊張することはない。
これがもし1000cc以上のリッターや、足つきが不安定なバイクだったら・・・たぶん無理だったであろう。。。
タンク容量・燃費
ninja650→15リットル・24km
ninja250→17リットル・40km
上記の燃費数値はカタログ上の数値。
実際に走ってみると、
平均的には26.4kmくらいかな。
大型にしては、まずまずな燃費だ。
航続350kmは走ることができるみたいだが、念のため、200km走ったら給油している。
ちなみに、油種は「レギュラー」だ。
以下の記事で「燃料計の残りが1メモリでどのくらい走れるのか?」を検証している。
燃料の残量が乏しいなかで、いったいどれくらいの距離を走ることができるのかを試してみている。
興味があったら覗いてみてください。。。
「ninja650検証!!」燃料の残量メモリが1つの状態でどれくらい走るのか!?
維持費や車検費用が気になる・・・
250ccからステップアップを検討しているかたは、大型バイクにかかる費用面が気になると思う。
以下の2つの記事に詳細をまとめていますので、ぜひご覧ください。
シート高・足つき
ninja650→790mm
ninja250→785mm
納車から現在に至るまで、足がつかなくてヒヤッとしたことはない。
両足ベタつきとまではいかないが、フラつくことなく安心して跨がることができる。
身長164cm、体重52kgが乗るとこんな感じだ。
かかとが少し浮くものの車体の軽さのおかげで、信号待ちでの急な横風や傾斜がある場所での停車も難なく耐えることができる。
軽量な車格なので性別に関係なく、幅広い層に受け入れられる車両だ。
前のバイクで何回か立ちゴケしたからかなり気をつけているのもあるが、 それを差し引いても、小柄な方でも比較的安心して乗ることができると断言できる。
下道・高速道路の快適速度域
下道
3速・4速でOK。
意識して速度を調節しないと、あっという間にスピードオーバーしてしまう。
(ものの数秒で100kmはふつうに出ます)
特に2速〜4速の範囲がグングンと速度が伸び、乗っていてとても楽しいギアだと思う。
いろは坂などの、急なコーナーが幾重にも連なる道もヒラッヒラと素直に傾いてくれる。
勾配がキツイ坂道でも、パワー不足を感じることは皆無だ。
ギアチェンジの回数が少なくなったのもninja250との違いで、車体がコンパクトとは言え大型に乗っているんだと再認識する。
都市部の信号が多い道、まったりと走りたい郊外の道は、
3速4000回転で55km。5000回転で70km
バイパスのような高規格な道、信号が少ない直線の道や見通しの良い郊外の道
4速4000回転で65km。5000回転で80km
の範囲で必要十分だ。
高速道路
一部の高速道路で速度120km区間があるが、
余裕で走れる。
本線合流時、前方の車を追い越しする際はninja250と比べ物にならない・・・
高速走行時のスピードの目安としては、
6速4000回転で約90km.5000回転で約105〜109km
→快適ライン
6000回転で120km〜
という具合。
ちなみに、ninja250での高速走行は、1時間に1回はサービスエリアで休憩していた。
それがninja650だと、高速に乗ったら一気に3時間くらいは走ってしまう。
650ccの排気量とはいえ、
「ここまで高速走行が楽になるのか!?」
と、大型バイクの余裕をまざまざと見せつけられた。
高速道路で、たまにエグい速度で飛ばす車・バイクを見かけたことはないだろうか?
(目測120km〜)
そういった「ブッ飛んだ速度」は1000cc以上のバイクだと余裕なのでしょうが、ninja650は目をギラつかせオラついた走りは無理だ。
走れないわけではないが、速さを求めるなら違う車種を検討された方が無難だし、想像しているよりも体が置いていかれるような鬼の加速力はない。
ninja650は、下道はまったり・高速道路の追い越しも常識の範囲でこなす事ができる、そんな性格のバイクだ。
走行動画
tano55さんに下道・高速道路を走行して頂きました。
走行風(風切音)を極力カットしており、バイクの「エンジン音」が非常に心地良い動画となっております。
アクセサリー
ABS・ETC標準装備
タイヤがロックするのを防いでくれるABS搭載。
そして嬉しかったのは、ETCが標準装備されていること。
後付けだと時間もお金もかかるので、これは嬉しい誤算だった。
タンデムシート下にETC車載器が収納されている。
何速で走っているのかが分かるシフトインジケーターがついているのも地味にありがたい。
スリッパークラッチ
大型バイクはクラッチが重い印象ですが、ninja650はクラッチがとても軽い。
スリッパークラッチが装備されていることにより、渋滞で半クラッチ操作を頻繁にしても手首が痛くなったことはない。
ヘルメットホルダー
地味ですが、これも嬉しいポイントの一つ。
ミラーにヘルメットかけるのは盗難も怖いし、後付けもちょっと面倒なので。。。
ninja650の基本的なインプレは以上となる。
ninja650を深掘り、インプレッション記事まとめ
ぼくが3年以上乗って感じたことをまとめています。
- ninja650キャンプツーリング仕様の紹介
- 維持費(交換部品・保険の支払いの目安)について
- 車検費用について
- 不人気な2つの理由
- 燃料計の残量が1メモリでどれくらい走れるか?
- 3つの不満点と改善アイテム
これらの内容を知りたい方は、以下のまとめ記事をご覧ください。
『ninja650まとめ』スペック・評価・インプレ記事7選!!!(本気で語ってます!!)
余談。ninja650は希少車です・・・w
こんな感じでninja650は、マジで 走っていない・・・
ツーリング中に遭遇したら奇跡です!!
その分、出先でバイクが被らない点がかなり気に入っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。