(記事作成2021.7.12更新2021.7.19)
前回は、川内峠の草原を訪れたところで区切りました。
これより第15部のラフェスタ車中記です。
どうぞ。。。
教会巡り(宝亀教会・紐差教会)
川内峠の丘陵を下り、海沿いの国道383号線をのんびり走る。
地図を見ると、国道沿いに「宝亀教会・紐差教会」があるらしい。
この暑さだし、屋内施設でまったりするのも悪くないだろう。
まずは「宝亀教会」に寄ってみよう。
国道から逸れて、
「これ、車で行けるの・・・??」
と不安になるくらいのニョロニョロした細い道を走っていくと、お伽話から出てきたような建物が出迎えてくれる。
白亜の教会が多いなかで「宝亀教会」は断トツでメルヘンな外観だ。
薄桃色に塗られた外観とひっそりとした庭園が、なんとも愛らしい。。。
続いて「紐差教会」に場所を移し穢れを取り払おう。
これぞ教会!! といった王道な造りをした教会だ。
教会の裏側に回るとマリア像がいらっしゃるので、しばし目を閉じ祈りを捧げた。
宝亀教会の教会!!!
- 見学無料(寄付はお願いします!!)
- 9〜17時まで内覧可能
- ミサや冠婚葬祭のときは見学不可!!
紐差き教会の詳細!!!
- 見学無料(寄付はお願いします!!)
- 8〜14時の間で内覧可能
- 催し事の日は見学NG
- 内部の撮影NG!!
県内のほとんどの教会は内部の撮影NGだ。
気になる方は、ぜひ現地を訪れてご自身の目でお確かめください。
ぼくが住んでいる千葉県にも、こんな素晴らしい教会があったらな。。。なんて羨ましく思ってしまった。
2つの教会を見学し、気のままにラフェスタを走らせる。
島内をそのまま南下してもいいけれど、今回はもう少し西の方面に行ってみようかな。
時間はまだまだ余裕あるし、ドライブがてら生月島へ向かうとしましょうかね。
バイク乗りなら100%満足する道!!
生月大橋より生月島へと渡る。
人口6000人ほどの生月島は、島内を一周しても1時間もかからない。
海に沿ってラフェスタを走らせていると、眼前にそそり立った断崖と延々と広がる東シナ海があらわれた。
日本中に絶景路と呼ばれている道はたくさんあるが、ここ「生月サンセットウェイ」はドライブ・ツーリングに来た人なら心躍る道だと断言する。
区間距離にして10kmほどだが何往復しても飽きないし、陽が沈む夕暮れに走ると・・・もう最高だ・・・
爽快路のサンセットウェイから脇道に逸れると、のんびりと放牧された牛さんが歓迎してくれる。
あとで調べたところこの放牧地は「山頭草原」という場所らしい。
アクセスは車だとすれ違いに地獄をみる小道だが、だだっ広い牧歌的な風景は生月島に来たならば寄って損はないだろう。
梅雨の晴れ間はめちゃくちゃ貴重。
今日も天気の神様に恵まれたね。
もしや、教会巡りの御加護かな・・・??
生月島を後にして、日本でいちばん西に位置する「平戸口駅」をちょっとだけ見学した。
ホテルにて日帰り温泉に入り、21時頃に道の駅に着く。
今日も、思い出深くとても濃い1日でした。。。
焦る朝。背後を突き刺す視線・・・
いつもの平和な朝とは打って変わって、今朝は、顔面蒼白になり狼狽しまくる・・・
財布がどこを探しても見当たらなく絶望に打ちひしがれた。
車内を30分ほど死ぬ気で探しまくり、ようやく、座席の下に潜りこんだ財布を見つけ出すことができた。
もう、生きた心地がしなかった・・・
気を取り直し、さっそく出発するとしようか。
地図で付近を調べると、10分ちょっとで「落合の滝」というマイナスイオンどばどばスポットがあるらしい。
さっそく行ってみる県道沿いに案内板は一切なく、まったく観光地化されていない印象を受けた。
駐車場(未舗装の草地)に止め、岩場を2つ潜り抜けると、糸を引く繊細な水量の滝があらわれた。
ただ、何やら強烈な視線を感じる・・・
視線の正体は、岩陰から数十体の仏様だった。
なかには苦悶の表情を浮かべたお地蔵さんもいて、情けないことに思わず腰を抜かしてしまった。
後から調べたところ「落合の滝」は、地元の人も知らない・寄らない場所らしい。
観光地化されていないので個人的には大満足だったが、ビビリは人にはおすすめできない・・・かな笑
今回は区切りが良いのでここまでとしよう。
第15部、最後までご覧いただきありがとうございました。