
(2019.8.9更新)
前回は、高速道路の高架下でお昼寝したところで終わりました。
これより「第2部」の始まりです。
どうぞ(・∀・)/
萩町集落、再訪
到着っ!!

実はここ「萩町集落」は、2014年にninja250に乗っていたときに訪れたんですよね!!
車両は違えど景色はほぼ当時のまま。
あの頃と同じようなシチュエーションで写真を撮れたことは、とても感慨深かった!!
5年経った現在でも、好きなことを全力で楽しめていることは、それはそれで幸せなことなんでしょうね。
ほいじゃ、せせらぎ公園駐車場にバイクを停めましょう!!

バイク専用の駐車スペース設けられているので、大変ありがたいです。
ちなみに、バイク1台200円。
(混雑時は、臨時の駐車場が解放されます)
ほいじゃ、萩町集落を探索しましょう!!

散策していたら可愛い人形さんを見つけました。
村の人の手作りでしょうか?

無人販売がなりたつのは平和な証拠ですよね。

ここ、岐阜県白川村の「萩町集落」の他には、
富山県の五箇山、「菅沼集落」と「相ノ倉集落」があります。
この3つの集落群の総称を「白川郷・五箇山の合掌造り集落」と呼び、1995年にユネスコの世界遺産に登録されています。
では、さっそく「萩町集落」を見渡せる展望台へと向かいましょう。

ちなみに、展望台までは坂は傾斜がキツくて歩くのが大変w
ご高齢だと、ゆっくり進まないと疲れちゃうでしょうね。。。
てっぺんからの風景は、こんな感じ!!

それにしても海外旅行者がたくさんいますね。
(日本人観光客が全くいませんでした。飛び交う会話は英語か中国語でしたし、外国に来たかのような雰囲気でしたよw)

古い建物だと築300年あるとのこと。
息をのむ素晴らしい景観を、人と人とが助け合い、協力し合いながら維持管理しています。

そのような相互扶助のことを「結の心」 といいます。
人間関係がドライな現代ですが、白川郷を見学して「人との絆や繋がり」を考えさせられましたね。
(都心に住んでいると、隣人の素性や顔さえ知らない人も多いのでは?)

景観もさることながら、「結の心」といった思いやりは、時代を問わず「人」として忘れてはならない大切な精神ですね。

歩き疲れたので、集落内にある喫茶店「郷愁」にてひと休み。

雰囲気つくりのため、小さいお子さんは入店できない徹底ぶり。
メニューはコーヒーのみというこだわりで、店内はクラシック音楽が流れている大人しか味わうことができない癒し空間でした。
ちなみに、コーヒ一杯(500円)
強気な料金設定ですが、かやぶき家屋の維持管理・修繕費用の一部も含まれていると考えれば納得なお値打ちでしょう。
ただ、お腹も減っていたので・・・

「今昔」で飛騨牛の朴葉味噌定食をいただきました。
岐阜県に来たからにはブランド牛食べなきゃね!!
ほいじゃ、次なる場所へと向かうとしますかね!!
補足
水曜日は休業されているのお店が多いです。
土日は、かなり混雑します。ゆっくり見学したいなら、間違いなく平日のほうがオススメです!!
いざ、菅沼集落へ!!
「萩町集落」から次なる目的地「菅沼集落」への道のりなこんな感じ。
駐車場の入り口です。

ちなみに、バイクは駐車料金無料でした!!

駐車場からエレベーターで降り、

トンネルを抜けた先に「菅沼集落」があります。

9戸のかやぶき家屋がある小さな集落です。
山々に囲まれた中にひっそりと佇む光景は趣がありますね。

単純に見るだけなら30分かかりません。
ただ、それじゃ来た意味がないのでゆっくり散策しますよ!!

「菅沼集落」は先ほどの「萩町集落」と比べると、かなり小規模です。
しかし、大々的に観光地化されていないので、風景全体をゆっくり見学することができました。

どっしりと落ち着いた安心感がありますね。
都心のひしめきあったビル群を毎日見ているぼくにとって、このような「山・田畑・日本家屋」といった情緒ある風景は心に刺さります・・・

小さな神社があったのでお参りしました。
映画のロケに使われそうな情景ですw

「菅沼集落」をマルッと俯瞰しました。
数十年前の日本は、このような風景がいたるところで見られたのでしょうか?

家屋をよく見ると、BS・CSのアンテナが設置されていますw
現代の文明と古き日本の景色がほどよく融合されている点も、見ていておもしろいなと感じました。

2時間以上はまったりしていたかな?
セミの鳴き声をBGMに、ベンチに腰かけお昼寝していましたw
さて、次なる世界遺産へと向かうとしますかね!!
ちょっとだけ語ります・・・
では、実際に生活されている住民がいます。
見学をするさいは、あくまでも、住人たちの生活圏にお邪魔しているという感覚でいなきゃいけないなと改めて感じました。
ドローンを飛ばしたり、所定の場所以外でタバコを吸ったりするのは当たり前ですがNGです。
(個人的には、火災防止の観点から全面禁煙が望ましいと思っています)
たしかに動画・写真を撮るには最高の立地ですが、「映え」を目的にした心ない人もちらほらいるとか・・・
遊園地のようなテーマパークとして訪問するのではなく、
博物館に展示されている資料を見るように、貴重な文化財を遠くからそっと見守るくらいの距離感を保ったほうが良いんじゃないかな?
観光する側も、お金を払っているのだから何でも許される、と振るまうのはちょっと違うよね。
「結の心」を忘れずに、ですね。
ほいじゃ、今回はここで区切らせていただきます。
次回は「相ノ倉集落」「バイク弁当」の光景をお届けしますね!!
第2部、最後までご覧いただき、ありがとうございました。