そぞろ歩きな日々

自分の目で見たもの・体験したことだけを伝える雑記ブログ

中小の運送会社の面接までの流れと聞かれたこと(服装や志望動機も紹介します)

(記事作成2023.1.30更新2023.1.30)

  • 運送会社の面接ってどうすれば良いのだろう??
  • 面接は作業着・・??スーツ??どちらを着れば・・・
  • 中小企業の運送会社の面接って何を聞かれるのだろう・・・

このような疑問にお答えします。

 

ぼくが実際に運送会社の面接で聞かれたことを中心に紹介させて頂きます。

(ちなみに前職は動物実験業界。運送業は未経験の31歳です)

 

その際の心構えや面接官とのやり取りなどを詳細に記すので、これからトラック業界に転職を考えているかたはどうぞ参考までにご覧ください。

 

中小の運送会社の面接までの流れと聞かれたこと

面接までのフローと実際に交わした会話の内容など、あくまでも個人的な体験談だが、その場の雰囲気やぼくが思ったことなどを中心に綴っていこうと思う。

 

 

まずは会社に電話をかけてみる

あらかじめ目星をつけておいた会社に直接電話をした。

 

トラックドライバーになりたい旨を伝えると、採用担当の方から

  • 年齢
  • 現在の職業
  • 持っている免許
  • 住んでいる町

の4点を聞かれた。

 

そして、面接をする日時と必要なもの(履歴書・免許証)の指示があった。

電話はだいたい10〜15分くらいだった。

 

面接までの流れは会社によって対応が違う

ぼくの場合は書類選考がなかったのでスムーズだったが、会社によって(大手・中小に限らず)は履歴書や職務経歴書を本社に送って書類審査を経てから面接になることもある。

 

みんなが知っている超大手の会社でも書類審査がないところもあれば、中小でも一次審査・二次審査がある会社があるので、ネット等で事前に確認しておこう。

 

長いときは採用までに1ヶ月以上を要すので、転職活動は時間と気持ちに余裕をもって動いたほうがいいと思う。

 

 

面接当日

面接予定時間まであと5分となったところで会社のドアを叩いた。

 

応接室に移動し、採用担当の方と社長さんに履歴書を渡し面接がスタートした。

 

面接は早く訪れてもNG

指定された面接時間より20〜30分も前に会社に着くのは、あまり好ましくない。

 

あまりにも早く訪れると会社にも迷惑がかかるので、面接の5分前ほどがちょうどいいだろう。

 

服装は??

もちろんスーツ。

会社によっては作業着でも問題ないようだが、特に指定がなければスーツがいちばん無難だ。

 

余談だが他所の運送会社では、サンダル・半袖短パンの格好で面接に訪れた猛者がいるらしい。

無論、問答無用で不採用だ。いくら私服面接OKといえどもさすがにヤバすぎる・・・

 

 

面接で聞かれたこと

ここからは実際に聞かれたことを紹介していこう。

 

学生時代の就活のような重苦しい雰囲気は一切なく、むしろ雑談のようにポンポンとどんなことでも聞いたり話すことができた。

 

なぜ当社を選んだのか??

超鉄板の志望動機の質問。

ぼくは

  1. 御社は中型〜トレーラーまで幅広い車種を揃えている(運転のスキルアップが望める)
  2. 人間が生きるのに必要な食・ライフラインに関するものを運んでいる(仕事が途切れることがない)
  3. 家から近い・・・

などを伝えた。

 

前職はどういった仕事内容??なぜ辞めたの??

これらの質問には

  • ドライバーに憧れはあったものの今までなかなか踏み出せなかった
  • 年齢ももう30歳なので、思い切って挑戦して夢を叶えようと思った

と答えた。

 

心の底から「トラックに乗りたい!!」という気持ちを伝えたかったので、面接官には思いのままをぶつけた。

 

ちなみに、前職は以下の記事にまとめています。

 

 

 

無職の期間は何をされていたのですか??

ぼくは仕事を辞めてから約2年間無職だった。

遊んでいた時期もあったけれど、ほとんどは療養中の祖母のお世話や実家の生前整理を一気に片付けていた。

 

無職期間中に後ろめたさを感じることもないので、正直に、介護手伝いや今までできなかった家の整理をしていたと伝えた。

 

 

今までに事故・交通違反をしたことはありますか??

正直に、

  • 事故は一度もないが、違反は数年前に一方通行を逆走して捕まった。

と伝えた。

 

ちなみに、嘘を言っても確実にバレる。

運送業者側は、運転記録証明書にて3〜5年を遡って相手がどのような運転をしてきたかを調べられるので、面接で一時凌ぎはできても必ずいつかバレる

 

 

持病などはありますか??

堂々と「なし」と答えた。

 

ぼくは超健康体なのでまったく心配ないが「てんかん」や運動機能に問題がある場合は、ドライバー職はちょっと厳しいかもしれない。

 

疾患を抱えていても雇ってくれる会社もあろうが、体が資本のドライバー職は身体・精神ともに健康な人のほうが好印象なのは間違いないだろう。

 

 

お酒は飲まれますか??

ぼくはまったく飲まないと答えた。

 

以上が面接で聞かれたことだ。

ちなみに、面接をしていた時間はだいたい1時間ほどだった。

 

 

面接を受ける際のポイント

受け身にならず、自分が会社を面接している気持ちで臨んだほうが良い

 

ぼくは気になる点や不安要素などは、自分が納得するまでどんどん質問していた。

 

あまりにも質問がないと、

「この人、本当に働く気あるの・・・??」

と思われるので、疑問点は積極的に尋ね、相手から少しでも多くの情報を得るようにしていた。

 

 

 

あらかじめ質問することを決めておこう

待遇の詳細や従業員の年齢層など、求人に載っている情報や企業のホームページだけでは分からないことはたくさんある。

 

面接時にはそれらの懸念事項や疑問点を投げかけ、不安要素をひとつでも多く取り除こう

ぼくは、

  • 配達するエリアはどのくらいまで?
  • 事故の際の自己負担はあるのか?
  • 貨物保険・任意保険には入っているのか?
  • 長距離はあるのか?
  • 高速料金や燃料代を一部ドライバーに負担させる会社もあるが、御社は大丈夫か?
  • 整備は自分でやるのか?
  • トラックは一人一台の専用か??
  • 未経験から入社した社員はいるのか?
  • 未経験なのに3日で独り立ちさせる会社もあると聞いたが、教育訓練はどのように行っているのか?
  • ドライバーの給与はどのくらいか?

など、納得するまで徹底的に聞いた。

 

待遇面などは人それぞれ譲れない点があると思うので、本気で入社したかったら質問を何個も用意して臨むべきだと思う。

 

 

最後に

面接は、聞かれることより自分が質問することのほうが圧倒的に多かったし、そのほうがお互いに有意義だと思う。

 

未経験がトラック業界に飛び込んだ体験談を時間をかけて、少しずつ記事にしていこうと思う。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。