(記事作成2022.7.28更新2022.8.27)
- 田舎で暮らしてみたい・・・
- 都会はもう疲れた
- 田舎で生活するメリットってなんだろう??
このような疑問にお答えします。
ぼくは千葉県の市川市から田舎(千葉某所)に移り住みました。
正確には、両親の事情で空き家になった実家を引き継ぐために引っ越したのですが、改めて田舎の良さと不便さを感じたので、自分なりに紹介させていただきます。
せっかくですので、ぼくが住んでいる田舎・隣町のコロナに関することも交えながら綴ります。興味ある方はどうぞご覧ください。
都会から田舎に引っ越して感じたメリット・デメリットを紹介
あくまでもぼく個人が体験したり目にしたもののみを紹介させていただく。
参考程度にどうぞ。
田舎に住んで感じたメリット
まずはメリットを4つほど。
コロナ騒動とは無縁
世間ではこの約3年間ひたすらにコロナ騒動と対峙していたようだが、ぼくが住んでいる田舎ではパンデミック知らずでストレスフリーだ。
マスクは屋外で着けている人はまっっったくいないし、おじさん連中は昼間でも酒を飲みながら釣りをするなど平和そのもの。
PCR検査場なんて見たことないし、医療逼迫とは無縁の世界だ。
連日、テレビではアホみたいに感染者を報道しているけど、ぼくの周りは
「過去最多?ふーん」
くらいにしか思っていない。
もちろん怖がっている人もいるけど、体感的に都会よりもその割合はかなり低い。
ワクチンはどうなの??
無料で接種できるということもありインフルワクチンのノリでほとんどの人は打ったけど、もちろん打っていない人もいる。
そもそもコロナに対しての恐怖感が都会と比べてケタ違いに低いので、
- 別に打つ必要なくね?
- 周りで罹患した人いないけど??
- なんでそこまで怖がるの??
と高齢者でも僅かながら思っている人もいるし、それで差別されることは今のところない。
もちろん、ぼくも未接種です。
一軒家がアホみたいにお手頃価格
市川に住んでいた頃は1LDKのマンションで家賃65000円・駐車場9000円だった。
(最終的にはマンションの管理外の6000円の月極駐車場を借りた)
それが田舎だと2LDK、築年数が経っていたらそれ以上の間取りで駐車場込みで住むことができる。
もっといえば、築年数を気にしなければ2〜3万円代の物件もゴロゴロ転がっている。
そのぶん都会と比べれば利便性は最低レベル.
しかし、居住性は田舎のほうがとんでもなく高いので、都市部と同じ家賃を払うのがバカらしくなってしまう。
一軒家だと、市川では中古で2000万円代。新築だと3000〜4000万でおさまれば御の字といったところか。
立地的に、芝生がある庭でガーデニング・ガレージ付きの家なんて庶民にはたぶん無理だと思う。
マンションだと中古で2000万円以下だと築年数が30年以上経っているものしかないし、間取りも1R〜2Kがせいぜいだ。
ところがぼくが住んでいる田舎は、2500万円あれば4LDKの庭つき一軒家を買うことができる。
もし4000万円以上の予算があれば、かなりの豪邸を建てられるだろう。
キャンプに行かなくてもアウトドア気分
田舎は自然が身近にあるので、わざわざキャンプ場に出向く必要がない。
むしろ、庭で肉を焼いたり・コットで昼寝・テント張ったりできるので、毎日がアウトドアだ生活だ。
ぼくの近所でも庭でタープを広げ、休日はキャンプ気分を味わっている家族は数組いる。
さすがに焚き火はしないけど、バーナーを使って屋外料理くらいなら問題なし。
隣との家との距離がめちゃくちゃ近い都会だとあり得ないけど、田舎だとプライベート空間が段違いに広く確保されているのは間違いないだろう。
真夏でもエアコン知らず!!
コンクリートジャングルの市川市に住んでいたころは、エアコンがないと冗談抜きで死ぬ。
都会は自然が少なく、太陽の照り返しがハンパないのでとにかく暑い・・・
しかし、ぼくが住んでいるところは夏でもエアコンが要らないくらい風通しがよく過ごしやすい。
扇風機があれば十分で、室内よりもむしろ屋外のほうが涼しいくらいだ。
これは地形的なものもあるが、朝夜は窓さえ開けておけばふつうに寝ることができるくらい快適だ。
おかげで電気代はまったくかかりません。
仕事は意外とある
田舎は仕事がまったくないと思われがちだけど、意外にもそんなことはない。
そりゃ、都会に比べると企業が少なく職種の選択肢はグッと少なくなるの事実だ。
大手商社や製薬企業なんてあるわけないので、都市部から比べると給与は下がるかもしれない。
しかし、
- 生きる分だけのお金があれば仕事はなんでもいい
- 満員電車がめんどうくさい
- 通勤渋滞にうんざりしている
とお考えの人ならば、新たな人生を踏み出す意味でも他業種にチャレンジするのはおもしろいと思う。
家の周りに会社がないので1時間かけて隣町まで通勤している人はたくさんいるし、自分で事業を立ち上げる熱量がある人もいる。
都心で働いて『この会社に一生を捧げる!!!』と思っているならそのままでも良いけれど、職種にフラットな思考で転職もとくに気にしない性格なら地方移住は検討の価値があると思う。
田舎で感じたデメリット
慣れてしまえばどうってことないけど、引っ越した当初は都会の市川と比べると不便に感じたこともある。
家の近所に店がなさすぎてヤバい・・・
コンビニ・ファミレス・カフェなどのお店は存在しない。
隣町(車で40分かかるけど)にスターバックスやマクドナルドができるやいなや、物珍しさから連日大渋滞がおきていた。
このように、都会で当たり前のお店が田舎ではハンパなくハイカラに感じてしまう。
ちょっとセブン行ってくる、という気軽さは皆無なので都会に染まりきった人は田舎に適応するまでは時間がかかるかもしれない。
同年代の人がいなすぎてヤバい・・・
友人はみんな都会にいるので、なかなか気軽に会うことができない。
近所には20〜30代の人は住んでいないので、そこがちょっとだけ寂しく感じることもある。
土地柄もあってか閉鎖的な人たちはいないのでふつうに過ごせているが、幅広い世代、とくに年上の人と接するのが苦手と感じるなら暮らすのは厳しいかもしれない。
運転が苦手・苦痛に感じる人はヤバい・・・
当たり前だが、車は必須になる。
自転車でも暮らせなくはないが、とてもじゃないけど現実的ではない。
田舎すぎてデリバリーは配達圏外なので、都会で当たり前なウーバーイーツのチャリダー・ピザハットの原付なんて見たことがない。
地方都市ならまだしも、ガチ田舎だと移動手段がないと生活困難。
乗り物がないと田舎暮らしのハードルはグーンと上がる。
車の運転に苦痛を感じる・今でに接触事故を何回も起こしてしまった人は、正直、都会で電車に揺られていたほうが健全的だと思う。
コロナに対して過剰に怖がる・・・
幸にして、ぼくが住んでいる部落はコロナに対して過度に恐怖を覚える人はほとんどいない。
しかし、田舎でもコロナを過剰に恐れ忌み嫌っているところは存在する。
ブログには書いていないけど、日本各地を周っているさい
と道路の隅にデカデカとポスターを立てている集落はいくつもあった。
このご時世なので、引っ越し先がコロナに対してどういう考え方なのかの下調べは必要かもしれない。
まとめ
地方移住をまとめると
田舎のメリット
- 家賃バカ安い
- 2000万円代で庭付きマイホームあり
- コロナは都会のバカ騒ぎとは無縁のところもある
- 職種を限定しなければ仕事はふつうにある
- 渋滞・満員電車とは無縁の世界
田舎のデメリット
- 近所に店・娯楽がまったくない
- 車が必須
- 若者が少ない
- コロナに対して過剰に反応する集落も稀にある
という具合か。
ぼくは実家を引き継いだ特殊な例だけど、田舎に移住を考えている人の参考に少しでもなれば幸いである。
都市部と郊外のそれぞれの良さを天秤にかけ、自分に合ったライフスタイルで生きていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。