(記事作成2022.7.13更新2022.7.13)
- 最高の景色を撮りたい・・・
- 絶景な瞬間に出逢いたい・・・
このような要望に、写真を撮るのが大好きなぼくの経験から、絶景と巡り合う4つの方法を紹介させていただきます。
技術的なことは一切言及しないので、お気軽にご覧ください。
最高の景色を見つける4つの方法
カメラを趣味に始めて5年が経ち、その間、自分の中で
「これは素晴らしい!!」
と唸った瞬間に立ち会えたときは、4つの共通点が必ずあることに気付いた。
ひとつずつ見ていこう。
とことん歩き回る
車やバイクに乗っているだけでは絶景と出会うことはできない。
自分の足であちこちを歩き、その場の雰囲気や情緒をじっくりと味わないと素晴らしい情景をたぐり寄せるのはかなり厳しいと実感している。
時間をかけて絶景探索することをいとわず、大地を踏みしめ、空を仰ぎ、草の香りに包まれながらゆっくりまったり散歩する。
撮影技術やノウハウも大事だけど、絶景を自らが探し出していく心意気もとても大切だと思う。
素晴らしい景色は偶然に見られるものではなく、主体的に絶景を見つけようとする者だけにしか訪れないので、時間が許すかぎり隅々を歩き回っていただきたい。
道は往復する
自分が通る道は、必ず往復してみよう。
「進行方向」と「逆方向」の光景は似て非なりなので、その微妙な変化に敏感に気づければ最高の景色と出会う可能性はグッと高くなる。
これは風景写真に限らずスナップのような街角を切り取った写真にも同じことが言える。
光の差し方や影の大きさや人の動き・・・道を往復することで、一方向だけを注視しているだけだと見逃してしまうことにも気付けるだろう。
往復がちょっと面倒なら、ときおり立ち止まって振り向いて見るのもOKだ。
ズンズン前に進むだけでなく、ゆっくりまったり散歩してみよう。
気に入った場所は朝から晩まで張りつく
自分のなかで
- この場所はおもしろそうだ!!!
- ここは何となく惹かれるぞ!!!
と、心のアンテナが反応した場所は、ガッツリその場・地域に留まっている。
時間に追われて忙しない状況だと、周りの景色を見る余裕がなく視野が狭くなってしまう。
せっかく心に惹かれた場所を見つけたのに、数枚だけ写真撮って終わり・・・なんてあまりにも勿体ないことだ。
写真が好きであれば、ビビッと琴線に触れる運命的な光景に出会ったら、時間を気にせず自分が納得いくまで撮り続けるべきだと思う。
好きなことには妥協はNG。趣味であってもこのくらいのプライドは持とう。
絶景は身近にある(探し出せないのは気付いていないだけ)
遠方に足を運ばずとも、最高の景色は家の近所にもたくさんある。
「絶景=旅にでなきゃいけない」という思いこみは今すぐ捨てるべきだと思う。
視点や目線をちょっとだけ変えれば、身近にも素晴らしいネタで溢れていると気付けるはずだ。
小さな発見を写真におさめる楽しさに目覚めれば一生にわたってカメラを楽しめるので、ぜひ個々で探求していただきたい。
まとめ
ぼくが最高な景色を見つけるためには
- 自分の足でとことん歩く
- 道は往復して「行き」「帰り」の光景の変化に敏感になる
- 心に惹かれた場所を見つけたら、絶対に妥協せずに撮り続ける
- 絶景は身近にもたくさん眠っている
この4つの心持ちで臨んでいる。
もちろん、このような精神論だけでは写真は撮れず、最低限のカメラの使い方(絞り値・露出等)は必要だ。
しかし、いくらノウハウが長けていても「絶景を見つける!!」という探究心や冒険心がないと、優れた技術は無用の長物と化してしまうと思う。
ぜひ、自分だけの絶景を探して最高の一枚を撮ってみよう。
最後までご覧いただきありがとうございました。