(記事作成2022.7.9更新2022.8.27)
- 写真が下手でどうしようもない・・・
- もっと上手く撮りたい・・・
- 納得した一枚を収めたい・・・
カメラを始めた当初、ぼくは写真が下手すぎて悩んでいた。
納得いかない・イメージしているものと写真をたくさん撮ってしまうのが、もう悔しくて悔しくてたまらなかった。
そこで一念発起して3つのことを試したところ劇的に今までとは違った写真になったのでこの場で紹介させていただこう。
写真下手なぼくが上手くなるために試した3つのこと
テクニックに関しては一切語らない。
技術や基礎知識もとても大事だし上達するには避けては通れないけど、今回は違った面から語っていこうと思う。
たくさんの写真・美術品に触れた
写真展に足を運び・カメラ関連の月刊誌を読んだり、絵画展・美術館など写真以外の芸術にたくさん接した。
写真展
一流の作品をたくさん見る。これは本当に大切なことだと思う。
風景写真・スナップ・ヌードなどなどジャンル問わず一流の作品をたくさん見ると
- こんな撮り方があるんだ!!
- この構図で自分も撮ってみたい!!
- 何をどう撮るかは個人の自由なんだ!!
など、想像もしなかった作風に感銘と刺激を受けるので、ますます写真に対しての意欲が上がった。
その場にカメラマンの方がいたら撮影秘話などの現場の体験談を聞けるチャンスなので、迷惑にならない範囲で質問等させて頂いた。
都市部だと毎週どこかしらで個展がひらかれている。
ぜひ足繁く通って、自分が撮りたいイメージを膨らませてみてはいかがだろうか。
(人でごった返すほどの混雑はなく、かなり落ち着いて見学できると思う)
カメラ月刊誌
「フォトコン」を3年間、毎月買って読んでいた。
一般人の投稿写真がほとんどだが、どれもレベルが高すぎるのでめちゃくちゃ勉強になる。
リンク
風景写真やポートレートの作品がたくさんあり、プロカメラマンの批評や写真の心構えなど、写真好きが知りたい内容が盛り沢山なのでスミからスミまで読み漁った。
スナップ写真だと「アサヒカメラ」を読んでいたけど、2020年に休刊しちゃったんだよね。。。
絵画展・美術館
写真以外の芸術作品にもたくさん接した。
一見すると写真に関係ないようだけど、幅広いジャンルの芸術品に触れることは、好奇心の引き出しを増やし感性を豊にしてくれる。
とくに絵画は、人の配置・光の加減・構図・色味や色彩の情緒など、写真にも応用できる術がたくさん詰まっているのでオススメだ。
映画や小説をたくさん読んだ
映画は、役者さんを映すカメラワークや風景の中で人物をどこに配置しているかなどを観察した。
(とくに、感動系や恋愛ものの映画を見ていた)
主役を引いて撮るか・ガッツリ寄せて撮るか・高いところから見下ろして撮るかなど、カメラワークによって見せ方が違うので構図の参考にできると思う。
小説は想像力を鍛えるのに最適。
文節から主人公が見ている風景をイメージし、気持ちいい構図を頭の中で創りあげていた。
ぼくが実際に見た作品は以下の記事にまとめています。
使用機材の理解を深めた
自分が使っているカメラの機能について再確認した。
各ボタンの配置や意味・機能の限界(カメラ本体のスペックの把握)などを知り、どんな状況でも使いこなせるようになるのはとても重要なことだと思う。
今のカメラはスペック自体は半端じゃないので、それを最大限引き出せるように「今使っている機器の設定方法や意味」を知っておかなきゃもったいない。
ぼくは最低限
- 露出の調整(EV)
- 絞り
- シャッター速度の選定
- ボタン操作はカメラを見なくても感覚で把握
できるようになるまで触りまくっていた。
カメラによっては設定を変えるだけで「親指AF」など、写真撮影が格段に楽になる方法があるので、ぜひ今一度お持ちのカメラのスペックを確かめてみてはいかがだろうか。
モチベーションが上がらない・・・
どんなに頑張っても上手くいかず壁にぶつかることがある。
そんな時はちょっと意識を変えるだけで気持ちが楽になるかもしれない。
どうやって乗り越えるかはその人次第なので、あくまでも参考までに。
最後に
そして何より大切なのは「何があっても写真を嫌いにならない」こと。
最初は悩みまくっていたけど、数年経った今では自分で納得した写真が撮れていると思う。
その間、落ち込んだことは多々あったけどカメラを嫌いになったことは一度もない。
継続すれば誰でも上手になるので、ぜひ諦めないでいただきたい。
最後までご覧いただきありがとうございました。