そぞろ歩きな日々

自分の目で見たもの・体験したことだけを伝える雑記ブログ

スナップ写真の撮り方とは?(ぼくが実践している4つ方法を紹介)

(記事作成2022.7.8更新2022.7.21)

  • スナップ写真ってどう撮るの?
  • 何をどう撮ればいいのか分からない・・・

このような疑問に、ぼくがスナップを撮るときに考えていることや実践している4つを紹介させて頂きます。

 

ただの写真好きな管理人の方法ですが、どうぞご覧くださいませ。

スナップ写真の撮り方とは??

肖像権の侵害・私有地に侵入などの法を犯さなければ、基本的には自由に撮ってOKだ。

 

ちょっとした心構えを持つと写真に対しての楽しみ方が変わるので、参考になれば幸いです。

 

スナップとはなんぞや? という方は

スナップ写真の魅力とは?(自分だけの世界を表現しよう!!)

をご覧ください。

 

 

主役を決める

写真のなかに情報をアレもこれも盛り込んだら「何を撮りたかったのか分からない一枚」になってしまう

 

主役となるものをドンっと決めて、それをどうやって撮れば引き立つかを想像しながら撮っている。

主役の秋桜が引き立つには
どうすれば良いか考える

 

主役がいちばん輝けるシチュエーションを試行錯誤しながら撮る作業はとてもおもしろい。

 

まあ、時間がかかるし100%成功する保証はないけど、自分にとって最高の一枚を写せた瞬間は愉悦に満ちる至福のひとときだ。

被写体が輝ける瞬間を模索する

 

ぼくの流れとしては、

心に惹かれた被写体を見つける

どう撮れば良いか模索

被写体の上下左右・引く・寄る

露出(EV)を明るく・暗くする

何枚も撮る、待つ(後述します)

or

微妙なので諦める

という具合。

自分が何を主題とするかをハッキリさせて、被写体が際立つ撮り方は何かを意識する

 

これだけでも写真はだいぶ変わると思う。

 

 

「待つ」ことも必要

スナップ写真は偶然な一瞬を切り取るイメージが強いけど、ぼくは最高のタイミングが訪れるまでジッと待っている。

 

下の写真は、土手沿いをついばむ鳩を見つけたので、

「翼を広げ飛び立つシーンを撮れたらおもしろいな。。。」

と思い、草陰に隠れながらひたすらに待って撮った一枚。

飛び立つ瞬間を撮りたかったので
数分間じっと待っていた

 

ただ単に鳩を撮るだけではつまらない。

 

写真の中に何かしらのアクセントを入れたかったので、鳩が動きだしてくれることを念じながら待っていた。

 

このように、心に惹かれた被写体を見つけたら「どうやって撮るかを考え」自分が思い描く最高の瞬間になるまで待つようにしている。

雀と穂の向きがシンクロするのを
ひたすらに待つ

 

極端な例だけど、

お洒落な外観なお店を発見!!

店を撮るだけではありきたり・・・

この光景に合う+αが欲しい・・・

グラマラスな女性が通りかかった。

シャッター1/15でブラして撮ろう!

 

という具合かな。

(「ブラす」とは、シャッタースピードを遅くして被写体をブラすという意味)

 

見たものを漠然と撮るのではなく、写真の中に『静』と『動』を合わせたり、同じ色や同じ方向といった『連続性・規則性』などをイメージしながら撮ると、他人とは違う写真になると思う。

 

ぜひお試しあれ。

 

 

モノクロで撮ってみる

色の情報が限られているモノクロ写真は、どことなく寂しさや哀愁を帯びているので大好きだ。

人間の目では見ることができない世界なのも魅力的。

ネコの眼差し
カラーで撮るよりも雰囲気が出る

 

モノクロ写真は、

  • なんとなくレトロな雰囲気
  • 哀しさをまとう情景
  • 無機質で硬く刹那的

なものにはとてもマッチする。

 

街中にはそこら中で「モノクロ萌え」するものがあるので、ぜひ探して頂きたい。

東京タワーを見上げてパシャり
構図は無視してガンガン撮る!!

 

カラーで撮ってしっくりこなかったら、モノクロモードで変えて撮り直してみるのもおもしろい。

 

ぼくはあまりしないけど、帰宅後にパソコン編集でモノクロ変換するのもOKだ。

ただレタッチ作業で後から編集するよりも「今日はモノクロで撮る!!」という心意気で臨んだほうが上手くいくと思う。

 

なんとなく寂しげな場所だな・・・って思ったら、ぜひ白黒にチャレンジしてみてください。

 

 

理論よりも行動を起こす

「写真をキレイに撮る方法」「映える写真の撮り方」など、世の中にはHow to関連の情報であふれまくっている。

 

たしかに、テクニックも重要だし覚えておいて損はない。

 

しかし、あまりにも技術面に重きをおきすぎてノウハウコレクターになってしまうのは本末転倒だと思う。

心に惹かれたら、まずは撮る
下手だろうが撮らなきゃ始まらない

 

「上手く撮りたい !!」と思うのは自然なことだし、ハングリー精神はとても重要。

 

だからこそ、一回でも多く街にくり出し実践を積まないと一向に上達はしないだろう。


テクニック関連の本は、本屋で適当に一冊買うだけ良い。

あとは撮って失敗してを繰り返し、そうやって少しずつ自分らしさを表現していくものだと思う。

月に数千円かけてレッスンに通わずとも、オンラインの講座を受講しなくても、スキルアップはたくさんの場数を積めば誰にでも可能だ。

 

悶々と家にこもって勉強するより、まずは行動を起こすこと

テクニック本はあれもこれも手に出さず最低限に留め、さっそくカメラ携え撮りまくろう。

 

 

・・・上手く撮れない

ぼくは写真が下手でヘタでどうしようもなかった・・・

 

しかし、3つの方法で時間をかけて実践することで、少しずつ納得いくものが撮れてきたと思う。

詳細は

写真下手なぼくが上手くなるために試した3つのこと

にまとめていますので、興味ありましたらどうぞ。

 

 

写真を撮るために重要なテーマ決め

以下の記事には、ぼくが実践している写真の方向性について語っている。

 

自分だけの世界を表現するためには、自分を知ることが大切だと思う。

 

 

まとめ

今回のことをまとめると、

  • どうやったら主役が輝くかを考えて撮る
  • 最高の瞬間を「待つ」ことも必要
  • 「静・動」「規則性・連続性」を意識してみる
  • 雰囲気に合わせてモノクロで撮ってみる
  • 理論よりも行動。撮らなきゃ始まらない

という具合か。

 

表現方法は無限大。

セオリーに囚われず、自由に撮ってみれば良いと思う。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。