(記事作成2022.7.4更新2022.8.20)
- バイクに乗って旅をする小説・映画を見たい
- バイク関連で、勇気が出たりワクワクする作品を知りたい
このような要望にお答えします。
ぼくが実際に見て心から素晴らしいと感じた作品のみを紹介します。
キャンプのお供・おうち時間の参考にどうぞ。
バイク乗りにおすすめな小説・映画10作品
小説5冊・映画5本のラインナップで紹介。
ハードボイルドでイケイケなものは少なく、旅情感を掻き立てられる人生のバイブルのような作品が多いです。
あなたのいる彼方へ
DR250Sで北海道から沖縄を南下する女性のひとり旅。
主人公の
- 旅を通じて固まる人生観
- 野宿をして再確認する日本の美しさ
に共感を覚え、読了後は旅に対しての意識や心持ちに変化が生じた。
ツーリング日誌のような浮き足だった構成はなく『生きるとは何か?』を考えさせられる、とても深い内容になっている。
幅広い世代におすすめだが、できれば10〜20代の若い人たちに読んでいただきたい。
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ロンツーは終わらない
GL1800に乗っている無職の孤独なおじさんが青森をツーリング中、ひょんな事から東京駅を目指している訳ありな少年と出会い行動を共にすることになる。
この出会いがきっかけで様々なハプニングに見舞われるも、おじさんと少年はあらゆる方法を駆使して東京駅を目指すのであった。。。
ただのドタバタ珍道中かと思いきや、読み終わった後は「人生の岐路に立ったときどうするか」や「親子の距離感・接し方」について深く考えさせられてしまった。
バイクであちこちを周る物語ではないが、夢・家族とは何か? を問う一冊だと思う。
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彼女と人妻とオートバイ
結論から言うと、ガッツリめな堪能小説だ。
「人妻」というキラーワードに釣られて拝読したが、これがまぁぁ面白い。
「中途半端な自分を変えたい・・・!!」
と決意してSR400で旅にでる26歳の男。
旅中に(なぜか)色香漂う女性との情事を重ねながら、人の温もりや真実の愛を知っていく。
旅立つ前の決意と真逆の行動をとりまくる主人公に愕然とさせられるが、男なら思わず笑ってしまうシーンの数々に悶絶してしまう。
浪漫・バイク・卑猥が合わさった一冊。
これを見たら、ますますツーリングに出かけたくなること間違いなしだ。
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ひとたびバイクに
バイクに乗っていると、ときに不可思議で言葉では説明できない事象に見舞われることがある。
そんなリアルな描写ひとつひとつに共感を覚え、あっという間に読み終えてしまった。
旅情感に溢れておりツーリング先での出会いや体験を中心に描かれているので、とくに旅好きなライダーさんにおすすめだ。
ちなみにKindle版では、文庫には載っていない作品も収載し全26話のボリュームとなっている。
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虹色にランドスケープ
会社をクビになってしまった主人公。
家族のために生活費を工面するため、バイク事故を装い死亡保険金を下ろすとんでもない計画を企ててしまうのであった・・・
ぼくはバイクに乗っているとき、実感的に「死」に近付いている瞬間を幾度も経験した。
その度に
「もし自分が事故って死んだらどれくらいの人が悲しむのかな?」
なんてついつい悪い想像をしてしまう。
作品自体は気軽に読むことができるので、興味ありましたら是非ご覧あれ。
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ユアンマクレガー 大陸横断バイクの旅
人気俳優「ユアン・マクレガー」がR1150GSに乗って、ロンドンからニューヨークを目指す長編ドキュメンタリー。
これきっかけでBMWに跨る人が世界中で増えたらしい。。。
快適に走っているシーンのほうが少ないのでは? というくらい道中はトラブルの連続。
もちろん、複数人のスッタフを帯同しているものの、ユアンと仲間たちがアクシデントをどう乗り越えるかも作品の大きな見所の一つだ。
長時間収録なので、お酒を飲みつつ休日に一気見することをオススメする。
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アフリカ縦断しちゃいました
ユアン一向はアフリカ、ケープタウンを目指す!
前回のよりも豪華な装備になっているが、ハプニングは若干少なめだ。
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友情・絆に感動した映画10選(ずっと手元に置いておきたい名作です)
クローサー・トゥ・ザ・エッジ
マン島で開催される公道レースTT(ツーリスト・トロフィー)の出場選手の苦悩や勝利への執着を映し出した傑作ドキュメンタリー。
出場者のひとり「ガイ・マーティン」のTTへのストイックな思いに心が打たれ、一瞬でファンになりました。
モトGPなどのレースには全く関心がなかったぼくだけど、マン島TTだけは食い入るように見ている。
レース中もレース外でも、常人が想像つかない過酷な駆け引きや重圧と戦う男たちの物語、これは熱かった・・・
TTを知らない人もいるが、とてもエキサイティングで白熱したレースなので是非、多くの人に知ってもらいたい。
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彼のオートバイ 彼女の島
片岡義男の小説を映画化した1986年の作品。
題名の通り、バイクに乗った男女が紡ぐ恋物語だ。
ツーリング中に同世代の異性と偶然出会うなんて、いやあ、素晴らしいですな。。。
主人公を「竹内力」が演じているのだが、今では想像できないくらいの爽やかイケメン・・・
龍が如く・ミナミの帝王のイメージが強すぎるので、そのギャップに驚愕した。
切なくて甘酸っぱい青春を謳歌する若者たちのストーリーは感慨深く、心の底からの無性の愛は時代が移ろいでも決して色褪せることはないだろう。
洋画のオススメ恋愛映画10本(ベッドシーン少なめ安心作品です)
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トルク
バイク乗りなら一度は見たことがあろう映画、トルク。
終盤の美しい車両に跨りエグい速度で駆けるシーンは思わず「マジかよ!!」とニヤニヤしながら観てしまった。
理屈や細かいことは抜きにして、頭空っぽな状態で観賞しよう。
アクション多めなので、バイクに乗ったことがない人でも楽しめると思う。
疲れたとき、たまーに観たくなる作品である。
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世界最速のインディアン
最後に紹介するのは、正統派な感動作品「世界最速のインディアン」
チャレンジ精神溢れる63歳の男が、バイクで世界最高速の記録を出そうと奮闘する実際にあった物語。
確固たる信念をもち夢に向かって全力疾走する男は、ただただ格好いいの一言。
周りからどう思われようと己を貫く強さ、熱中できるものを見つける大切さを作品から学ぶことができた。
文句なしの名作です。
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最後に
バイクと旅の親和性に基づく作品は人生のバイブルになる。
ぜひ最高の作品に触れてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。