
(記事作成2021.7.8更新2021.7.12)
前回は諫早湾を走ったところで区切りました。
これより第13部のラフェスタ車中記です。
どうぞご覧ください。
いざ、長崎市内へ!!!
交通量がハンパじゃない国道34号線沿いにある「道の駅鈴田峠」にて起床。
国道は通勤ラッシュで車が数珠つなぎになっている。

今日は「長崎の平和公園」に行ってみようと思う。
諫早市内の国道を、ナメクジ這うような速度でゆっくりゆっくり進ませる。

正直、こんなに混雑するとは思わなかった。。。
国道34号線は渋滞があまりにもヒドいので、急遽、国道207号線から県道33号線に抜けるルートへ変更しよう。

『日産ラフェスタ』スペック評価をぶっちゃけます!!(不人気車の魅力)
ルート変更は吉とでた。
ミカン畑の快走路を抜け、一路、長崎市内へラフェスタを走らせる。
気温はどんどん上がり、道端の電光掲示板は30度と示されていた。
今日もホットな1日になりそうだな。。。
平和的な謝罪・・・??
駐車場は「平和公園」の目の前にあるので、アクセスはめちゃくちゃ楽だ。
休日や長期連休を避けたら、満車になることはまずないらしい。

「平和公園」は駐車場から歩いて1分もかからない。
しばし園内を歩いてみよう。

公園は子どもたちが走り回っていたり、仲睦まじい老夫婦がお散歩している。
なんとも平和でほのぼのした光景だ。
園内には世界各国から平和を訴えた石像がいくつも設置されてた。

天に向かって突き上げられた平和祈念像の右手は「原爆の脅威」、水平な左手は「平和」を象徴し、閉じられた瞳は「犠牲者の冥福」を祈っている。

ひとしきり見学したので、爆心地へと移動してみよう(歩いて移動)
迷路のような住宅地を抜け、柳が垂れる小川に沿って歩みを進める。
この川には、当時は大勢の人々が水を求めて集まったのだろうか。。。

爆心地。ここの上空500mで原爆が炸裂したのだ。
今でこそ緑が映えて園地化されているが、79年前はあたり一面が焦土と化しており、想像を絶する世界が広がっていたのだろう・・・

献花台には千羽鶴や、戦争に対する想いをしたためた寄せ書きが置かれていた。
そのなかに「日本人は、核の過ちは繰り返さない」「我々は深く反省をしなければならない」
とあった。
一言疑問を呈したい。
原爆に関しては、なぜ日本人が過度にペコペコと謝らなければならないのか理解ができない。
原爆投下といった非人道的な極悪な決断を下したのは、当時の一部の米であろう。
(原爆投下に断固反対した米軍ももちろんいた)
戦争は殺し合いだが、絶対に一般市民を的にかけてはいけない。
それを当時のアメリカは実験的に核兵器を市街地に標的とし、まったく無抵抗の市民までを巻き込んで殺戮したのだ。
鬼畜の所業である。
それを踏まえた上でも、我々がこれからも必要以上に反省し謝らなければならないのだろうか。
戦争はしてはしてはいけない。それには共感できる。
でも、日本人はあまりにも謝りすぎだ。相手の顔色を伺い角を立てないようにするのも程々にしてほしい。
その場凌ぎの謝罪や事なかれ主義な性格のせいで今日の対韓・対中関係も複雑化している。
世界では、ゴメンなさいと謝るということは「負け」を認めることになる。
理不尽な要求をされたり、こちらに非が一切なく正当な理由があれば、頭を下げることは頑として拒否しなければならいと思う。
核兵器に対しても思うことがあるが、まあ、それはまた別のところで語るとするか。。。
教会巡り(浦上教会)
長崎市内は、瀟洒な建物がきれいに並んでいるオシャレな街だ。

国道は片側2車線で、交通量は昼夜問わずめちゃくちゃ多い。
道路のド真ん中には路面電車が通っているので、右折で軌道をまたぐ際はヒヤヒヤしてしまう。

長崎原爆資料館は、中国ウイルスのため休館中だった。
どうしても見てみたかったが致し方あるまい。
市内を散策しながら、案内板を頼りに「浦上教会」へと向かうとしよう。

長崎といったらキリシタン。
今でこそ宗教の自由が浸透しているけれど、昔の信徒は弾圧されることもあったので堂々と礼拝することは難しかったのだろうね。

教会内は、シーンと鎮まった「無の世界」
自分の呼吸音さえも響いてしまいそうなほどの異空間だ。
神社仏閣と雰囲気はちょっと違うけど、教会内のとてつもなく神聖な空気は初めて味わうものだった。
ステンドグラスの美しさには言葉を失った。
関東では、このような規模の教会やステンドグラスはなかなか見られないので、心から感動したね。
教会巡り(馬込教会)
中国ウイルスで長崎市内はどこもかしこも自粛中だったので、もうちょっと郊外のほうへ行ってみることにしよう。
浦上教会が想像以上に心に残ったので、他の教会も見てみたい。
地図で探すと近くに「馬込教会」があったのでさっそく行ってみよう。
伊王島大橋を渡り、いざ沖ノ島へ。
雲はひとつない清々しい青空だ。
ラフェスタはフロント部分が広いので、見通しがよくとても開放感があって運転するのが気持ちい良い。

車を止めて島内を歩き回る。

住宅地の一角に、天を貫くような造りの白亜な「馬込教会」がある。
洗練された造形美にウットリ見惚れてしまう。。。

外の景色は写真におさめられるけど、教会の内部の写真は撮ることができない。
ステンドグラスは、心のアルバムに保管することにしょう。

教会近くの船着場でスヤスヤ寝ているネコさんを起こさないように、ひっそりパシャリ。
強烈な陽射しが注ぐなかを歩き回ったので、そろそろ車に戻って冷房で涼むとしようか。

今日の車中泊スポットはどこにしよう??
とりあえず、ラフェスタを走らせながら思案するか。。。
区切りがいいので今回はここまでにします。
まずは13部、最後までご覧いただきありがとうございました。