そぞろ歩きな日々

自分の目で見たもの・体験したことだけを伝える雑記ブログ

『九州一周』車中泊まったり紀行(第6部)「志布志・都井岬」

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(記事作成2021.6.3更新2021.6.3)

 前回は、聖なるおっぱいビームを浴びたところで区切りました。

これより第6部のドライブ記録です。

 

写真多めですが、どうぞ最後までお付き合いください。。。

 たくさんの「志」

 神聖な区域から離れ、現実の俗世に戻るとしよう。

 

そして今気づいたのだが、ここはすでに鹿児島県内らしい。

 

県境の看板もなかったのでまったく気付かなかった・・・ 

とりあえず本日の車中泊スポットに向かってみたものの、道の駅はまさかの廃業していた。

 

瓦礫と化した温泉施設と道の駅・・・

 

野良猫さんに癒しをもらいつつ、新たな車中泊スポットを探すとしよう。

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もういっそのこと、明日に備えて宮崎県の都井岬の近くまで行ってしまうか。

 

ちょうど温泉旅館もあるし、そこで一泊するのもアリでしょ。

 

国道220号線を東に進んでいくと「志布志支所」の道案内版を見かけた。

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ちょっと気になったので、市役所の駐車場にラフェスタを止めさせてもらう。

 

市役所の立て看板には、たくさんの「志」が散りばめられていた。

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こんなにも同じ文字が連続する町名は、日本の中でも相当レアなのではないだろうか

 

ぼくの名前にも「志」の一文字があるので、なんだか妙な親近感が湧いてくる。

 

さて、国道448号線へと分岐して温泉旅館へ向かうとしよう。

ちなみに、宿泊は突発的に決まったので予約はしていない。

 

飛び込みなので断られるかもしれなかったが、運よく宿泊者はぼくだけだった。

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久しぶりのお布団だ。やっぱり、畳の上は安心するね。

 

明日の天気は、2日ぶりにお天道様がお見えするらしい。

ずっと来たかった都井岬は目の前だ。

高鳴る興奮を抑えつつ、今日は早めに寝るとしよう。

今回お世話になった旅館のホームページです。

1泊朝食付き・大人1人で約6800円でした。

kushima-spa.net

温泉入浴のみでもOK(500円)

都井岬までも20分とアクセス抜群なので、どうぞ参考までに。

 

 

完全勝利

朝の8時にチェックアウトした。

朝食をガッツリ食べたので、少食のぼくは昼飯はいらないだろう。

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旅館からたったの20分で、ずっと訪れたかった「都井岬」に到着する。

(お猿さんも律儀にコロナ対策をしていた) 

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今日は都井岬に一日中いると決めているので、朝から夕方までじっっっくり堪能することができると思う。

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都井岬へ入るには、まずゲートを通過しないといけない。

  • 車1台400円
  • バイク1台100円
開門期間は、
  • 4〜9月→8:30〜18:00
  • 10〜3月→8:00〜17:30
(詳しい情報はこちらから↓↓↓)

kushima-city.jp

 

では さっそく、馬さんがいるエリアへGO !!

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都井岬に生息しているお馬さん(御崎馬)は、今から約300年前から放牧されている日本在来のとても珍しい動物だ。

 

道沿いには複数頭ものお馬さんが、我関せずと草をムシャムシャ食べていた。 

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ちなみに、道の終点は九州で唯一上ることができる白亜の灯台がある

 

道路を走るときは、当たり前だがスピードを抑えてゆっくり通行しよう。

 

お馬さんは縦横無尽に丘を駆け、道の真ん中で休憩してるので、くれぐれも気をつけて走るべし。

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御崎馬は、思っていたほど体は大きくなかった。

 

青森県の尻屋崎の寒立馬も見たことがあるが、御崎馬はそれよりも一回り小さいかな。

お馬さんは、とても優しい目はをしているよね。あぁ、可愛いな・・・ 

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基本的に、馬に触ったり後ろから近づいたりすることはNGだ。

 

性格は大人しい(むしろ臆病)ので襲われることはないと思うが、動物に意図的に接近するのはやめたほうがいいだろう。

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遊歩道も整備されていたので、車から降りてじっくり散策してみよう。

 

30分ほど丘陵を上ったところに最高の景色が広がっていた。

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やることは、もちろんお昼寝。

大草原を枕に、あぁ・・・なんて贅沢なんだ。

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場所を移動して、ズームレンズで風景の一部を切り取ろう。

 

馬・草原・青空、申し分ない条件が揃っている。

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ぼくが訪問した5月は、ちょうど出産シーズンと重なっているので、親子の御崎馬をみることができた。

 

仔馬はポニーのように小さく華奢だ。

親の後ろをヨチヨチとくっついて歩いている光景が微笑ましい。。

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休日ということもあり、観光客(ってか、ほとんどがカップル)もいるが、広大なフィールドなので人疲れはまったくしない。

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まるでパソコンの壁紙のような牧歌的な風景だ。

 

写真・動物好きには、都井岬は天国のような場所に思えるだろう。

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被写体は至るところにある。

天候にも恵まれたので、時間を忘れて夢中でシャッターを切りまくった。

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道は快走路だけど、都井岬は走りを楽しむような場所ではない。実際に訪問して感じたことだ。

 

乗り物から降りて、自分の足で散策しないと魅力は半減すると思う。

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ところどころで発情した馬がお盛んに活動している。

これぞ野生の本能だ。

 

なかには、ゴロンと大地に横たわりボーッとしている馬もいるので、行動の一つ一つを観察するのも面白い。

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朝から夕方の9時間は歩き回ったり、寝転んだりして都井岬を満喫した。

 

たぶん、1日がかりじゃないと満足に見学することはできないんじゃないかな。

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2〜3時間の滞在だと、広大すぎてとてもじゃないけど周りきれない。

 

いや、単に道路をなぞるように走るだけだと20分もかからないが、それだと旅行の意味がまるでないだろう。

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現地を歩いて自分の目で確かめる。

他の誰も気づかないような、自分だけの素晴らしい場所を見つける。

これが一人旅の醍醐味だと思う。

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もちろん、ルールや注意事項の範囲内でね。

 

陽が傾きはじめ、斜光が馬たちを照らしていく。

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うん。納得ゆくまで楽しむことができた。

この景色は一生忘れることはないだろう。

 

神社もあります

灯台に向かう途中の道を逸れると、小ぢんまりとした神社が見えてくる。

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断崖絶壁に、縁結びと航海安全の神様がいらっしゃいます。

 

道中の安全を願っていきましょう。

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誤って足を踏み外すと、一瞬であの世行きだ。

生と死の間である。

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ここからの眺めも抜群だ。

都井岬を訪れるならセットで見学することをオススメします。

 

さて、今回は区切りがいいのでここまでとしよう。

第6部のドライブ記録、最後までご覧いただきありがとうございました。