(記事作成2020.12.9更新2020.12.9)
前回は 米子市内のホテルに泊まったところで区切った。
これより最終話のたび日記です。
どうぞ(・∀・)/
電車に揺られてお菓子のお城へ
窓ガラスの一面には滴の玉が貼りついていた。
ツーリング初日以来の久々な雨だ。
こんな日にバイクに乗ってもロクなことがない。
今日はホテルに連泊して、移動は公共交通機関を使うとしよう。
モーニングを摂ってから、さっそく米子駅より伯備線に飛び乗った。
車窓をボーッと眺めていると、名探偵コナンがペイントされている車両がすれ違っていった。
そういえば、コナン君の作者さんは鳥取県出身だったよね。
伯耆大山駅(ほうきだいせん駅)で降りて、20分ばかしお散歩。
そして、目的地の「お菓子の壽城」に到着。
(ホームページはこちらから↓↓↓)
www.kotobukijo.jp
「お菓子の壽城」には、鳥取県の銘菓がたくさん置いてある。
お土産を買うならここにくれば間違いないだろう。
店内2階には、こちらも鳥取県を代表するコーヒーショップ「すなば珈琲」が店舗を構えている。
ツーリングに来たなら「すなば珈琲」は絶対に寄ったほうが良い。
コーヒー豆や、カップなどの小物もお洒落なので、お土産用にオススメだ。
味ももちろん文句なしな美味さ。
関東にも出店しないかな・・・(近所にあったら毎日通いたい)
(ホームページも面白いので覗いてみて↓↓↓)
www.sunaba.coffee
自分用・会社用・家族用の3つのお土産を購入。
大量に買ったので、自宅にクール便で送ってもらうことにした。
お腹も満足に膨れたので、ホテル戻ってお昼寝でもするかな。
恋愛成就の白ウサギ
山陰山陽ツーリングも、いよいよ今日で最終日。
昨日の天気とはうって変わって、太陽の機嫌は上々だ。
ホテルをチェクアウトして、まず向かうは「白兎神社」を目指すとしよう。
大山環状道路を経由してから、海沿いの道をまったりツーリングする工程だ。
海岸沿いは市街地を過ぎると、信号につかまることはほとんどない。
国道9号線は左手に広大な海原が広がっていて、潮風を感じながらまったり走れる快走路だ。
ホテルから3時間ばかしで、「白兎神社」に到着。
ちなみに神社の目の前は、因幡白ウサギの舞台と言われている白兎海岸がある。
この地で、皮を剥かれたウサギさんと大国様が語らったと想像すると、なんかワクワクしてしまうな・・・
では、鳥居をくぐって階段を一段一段ゆっくり上っていくとしよう。
境内で売られている交通安全のステッカーがとても可愛かったので、即買いした。
今回のツーリングで、西日本のステッカー収集はだいぶ捗ったな。
バイク旅で発見!お土産にご当地ステッカー!「西日本編」
ちなみに、恋愛成就の祈願で訪れる人も多いとのこと。
ぼくも恐れながら、ちょっとだけ願望を唱えさせていただいた。
はて、効果のほどはいつになるやら。。。
旅のフィナーレ
いよいよ、このツーリング最後の場所「鳥取砂丘」を目指すとしよう。
どのような世界が広がっているのか妄想しながら、ドキドキしながらninjaを走らせる。
白兎海岸から約20分なので、あっという間に着いてしまった。さっそくバイクの駐車料金の200円を払い、ブラブラ散策してみよう。
「砂の美術館」の看板に惹かれたので、砂丘にいく前によってみるとしようか。
(ホームページはこちらから↓↓↓)
www.sand-museum.jp
世界で活躍されている砂の彫刻家の作品の数々、この美しさはハンパじゃない。
あんなサラサラとした脆い砂が、このように立体的で躍動感ある造形美に生まれ変わるとは・・・
作品から訴えてくるパワーに気圧されてしまう。
「砂の美術館」は鳥取砂丘とセットで回ることを強くオススメする。ここは、めちゃくちゃ面白かった!!
さて、 いよいよラストの場所「鳥取砂丘」で夕日をまったり眺めるとするか。
まずは、馬の背と呼ばれている砂丘の象徴的な場所にてパシャリ。
砂丘内ではラクダの乗馬(?)体験ができる。
スマートフォンを係の人に渡せば写真を撮っていただけるので、思い出の一枚を残してみるのも一興だ。
といっても、乗馬(?)は砂丘内を自由に歩けるわけではない。
出発地点から30mくらいの半径をグルッと一周するだけなので、悪しからず。
ラクダさんと触れ合っていたら、強烈な西日が砂丘全体を差しはじめてきた。
明暗さが激しく影の部分が多くなってしまう・・・
この時間帯の写真はめちゃくちゃ難しい。
広大な砂丘と日本海は隣り合わせなので、日本らしくない秘境感をたっぷり堪能できる。
陽が地平線に隠れようとしている間際、ここまでの旅路をふと振り返る。
- 土砂降りの雨の中の大移動。
- キャンプ場で頂いたチョコレートと乾燥わかめ。
- 台湾から観光に来られた家族連れとの出会い。
- 夢だった本州最先端、踏破!!
- キャンプ場で一緒になったおじさんと、プチマスツー
などなど、最高にエキサイティングで至極の思い出が心のアルバムにしっかりと刻まれた。
一歩、たった一歩だけ勇気をもって外に踏み出せば、今までにない世界を知ることができる。
それに、強い目標や志がある人間は多少の失敗はあれど、そうそう死ぬことはないし、想像している最悪の結果を迎えることはほとんどないのだ。
なーんて、落陽の情景を眺めていると、悟りのワードがポンポン浮かんでくる笑
さて、この場をおいとまして、自宅へと戻るとしましょうか。
帰りは眠気との戦いである。
コーヒーを飲み、パーキングエリアで寝る。そしてまたコーヒーを飲んで・・・の無限ループだ。
やっとのことで自宅に到着し、シャワーを浴びてベットにGO!!
泥のように眠ったのは言うまでもない。
数時間後、夢から覚めたらオリジナル軌跡マップに今回のルートを書き込んだ。
うん。満足満足。
ninja650との初めてのロングツーリング、山陰山陽編ここに完結なり!!
次回予告(本州四端踏破計画、完結!!!)
山陰山陽ツーリングの翌年2018年には、本州最東端を目指してninjaが東北を縦断しました!!
興味ある方は覗いてみてください。
山陰・山陽編、最後までご覧いただき、ありがとうございました。