そぞろ歩きな日々

自分の目で見たこと・体験したことだけを伝えるブログ

「青森」760km離れた尻屋崎にステッカー買いにいくだけのninja650ツーリング!!「最終話」

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(記事作成2020.5.11記事更新2020.5.11)

前回は、自宅の千葉から10時間以上かけて青森に入り、県道をまったりツーリングしたところで締めた。 

 これより「第2部」のたび日記です。

どうぞ(・∀・)/

 ずんぐりむっくり寒立馬!!

尻屋崎へと向かう入り口にはゲートがある。

 

このゲートを通過した先に、感動的で開放的な風景が広がっている。

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ちなみに尻屋崎の基本情報は、

  • 見学時間→4/1〜4/30「8:00〜15:45」5/1〜11/30「7:00〜16:45」
  • 冬季閉鎖期間→12月〜3月まで
  • ゴミ捨て厳禁!!
  • 立馬に背後には絶対に回り込まない!!

  詳しくは下記のサイトより↓↓↓

尻屋崎 - 下北半島の観光 | 下北ナビ

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尻屋崎には「寒立馬(かんだちめ)」が放牧されている。

 

日本でもここ尻屋崎にしか生息していない、かなり珍しい動物だ。

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写真じゃ伝わりづらいが、間近で見ると

めちゃめちゃデカい

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ポッコリたるみがかったお腹とガチムチで筋肉質な四肢が特徴的だ。

 

一時は数頭まで減ってしまい絶滅が危ぶまれたが、現在は30頭ほどまで回復したとのこと。

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道路は寒立馬のお散歩コース。

 

バイクや車で通過する際は、寒立馬が退くまで一旦停止したほうがいいだろう。

ここでは動物が最優先だ。

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(お馬さん横断中のため、ninja待機中)

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ちなみに、彼らは海岸沿いと放牧場を行ったり来たりしているので、時間帯によっては寒立馬がまったくいない・・・ということもある。

(まぁ、こればかりは運だね)

 

ゲートより5分ほど走ると、左側に大海原が広がるダイナミックな風景が現れた。

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風がすこぶる強いため、海から運ばれた潮でヘルメットのシールドが霞む。

 

絶景ポイントでninjaを止め、しばし微睡むとしよう。

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12時間以上かけてひた走ってきた甲斐があった。

 

立ったままだと風に拐われそうなので、芝生にゴロンと寝転んで天を仰ぐ。

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空と海との間に聳えるのは、方角からするに恐山だろうか。

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白亜の灯台とコバルトブルーの海岸。あぁ、なんて幸せな空間なんだ・・・

 

こんなベストな瞬間に出会えるぼくは運がいい。

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微かな動物の匂いと漁村から運ばれる生臭さが鼻腔で混ざり合う。

 

そしてぼくは、ジャケットを枕にして押し寄せる波風を全身に纏い、そっと瞼を閉じ浅い眠りにつくのであった。

 

 

死ねばお山に・・・

40分ばかし横になったぼくは、尻屋崎のお土産やさんに足を運んだ。

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店内のメニューをザッと目を通し、いくら丼を注文。

 

4000円也。

まあ、ご当地価格だ。味は、いたって普通のいくら丼。

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そして、忘れてはならないのがご当地ステッカー。

 

2015年に来たときのデザインから一新されていた。

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たった300円のステッカーを買うためだけに、高速料金とガソリン代で1万円以上をここまでの工程で払っている。

 

コスパは最悪だが、こんな無茶をできるのは若くて体力があるときだけだ。むしろ清々しい。

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さて、せっかく下北半島まで来たのだからトンボ帰りするのも勿体ないだろう。

 

本州最北端の大間崎に寄っても良いのだが、さすがに時間に追われそうだ。

 

近くには恐山があるので、さっそく行ってみることにしよう。 

県道4号線、通称「恐山街道」を走っていると、道すがら気になるものを発見。

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ヒバ林に囲まれた一角に、竹筒から水が流れ落ちていた。

 

調べてみると、ここは「恐山冷や水」といって、有名な湧水スポットとのこと。

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どうやら、この湧き水を

 1杯飲むと10年若返る 

2杯飲むと20年若返る

3杯飲むと死ぬまで若返る

と言い伝えられている。

 

ぼくは10杯くらい飲んだので、不老不死な賢者になるのが確定した。

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賢者になったぼくは、ヒラリヒラリと峠道を駆け、三途の川を通り過ぎ恐山の駐車場にninjaを止めた。

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恐山はの基本情報は、

  • 開山期間は、5/1〜10月末まで
  • バイク用の駐車スペース有
  • 入山料1人500円
  • 開門時間6:00〜18:00まで(時期によって変更あり)

 詳しい観光情報はこちらから↓↓↓

恐山 - 下北半島の観光 | 下北ナビ

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ヒンヤリと肌寒さを感じるのは標高が高いだけではなさそうだ。

 

この独特な雰囲気と空気感は、実際に足を運んだ人しかわからないだろうな。 

 

ゴツゴツとした剥き出した岩と硫黄が吹き出すエリアは、荒涼した地獄をあらわしている。

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日本三大霊場の一つ恐山。

「死ねばお山に行く」というように、死者の魂はここに集まるらしい。

 

山岳信仰に結びつく神聖な場所なので、訪問する人の心持ちも考える必要がある。

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地獄エリアを抜けると岩が少なくなって歩きやすくなり、徐々に草木が生える天国へと近づいていく。

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数十メートル先に広がっているのは、極楽浜。

 

透明度が高く、極楽浄土にいるかのような神秘的な場所だ。

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山からときおり吹き下ろされる風が、白い砂浜にポツンと佇む風車をカラカラと回していた。

 

地面にドッと座り、そっと目を閉じ瞑想するとしよう。

人生には「なにも考えない」時間を設けることも大切だ。

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・・・どれくらいの時間が経ったのだろうか。

 

気づいたら辺りは薄暗くなり陽が傾きはじめていた。

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永遠に続くかのように錯覚する弾丸旅が、もうすぐフィナーレを迎えようとしている。

 

斜光が水面に反射しダイヤモンドのように煌めく情景が、とても美しく言葉がでなかった。

 

まだまだ死ねないな!!

恐山に別れを告げ、そろそろ自宅に戻るとしよう。

 

非日常から日常へ戻るカウントダウンの始まりだ。

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今回の弾丸ツーリングを振り返ると、ほんとに自分は強運な持ち主だと思う。

 

最高な景色、唸るように美味いグルメに出会えたこと。

そしてなにより、事故なく無事に帰れたことに安堵している。

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バイクは「生」と「死」を痛感させられる乗り物。

 

美しい景色を愛車に跨りながら望むことができ、肌で四季の移ろいを感じることができる瞬間は、「自分は生きている!!!」と強く思う瞬間だ。

 

ただ、自制心を失い暴走すると一気に「死」に近づく。事故や転倒をしたら、車のようなシートベルトがないので地面に叩きつけられて大変なことになる。

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まあ、どんなに気をつけても死ぬときは死ぬ。

 

しかし、自分の甘さや怠慢が起因して「死」を呼び寄せてしまうような軽率な運転はバイク・車に乗る以上は、なんとしてでも避けなければならない。

 

「死」と隣り合わせな乗り物に跨っているからこそ「生」への執着が人一倍強くなった・・・恐山の極楽浜を歩きながらそう感じた。 

2019年のロングツーリングは今回が最後だ。

 

2020年はどんなバイクライフになるだろう?

まあ、上半期は出歩くのが難しいけれど、いろいろと落ち着いたらどこか遠くへninjaでツーリングするよ。

 

それまでは地図を眺めてプランを練るかな?

 

青森弾丸旅、最後までご覧いただきありがとうございました。