(記事作成2019.9.26更新2021.12.25)
- 初めてキャンプツーリングに行くけど、気を付けることあるかな??
- キャンプ時の注意点を知りたい・・・
このような疑問にお答えします。
ぼくが実際に体験したり、目の当たりにしたことから
「ここは気をつけたほうがいいな・・・」
と、キャンプ場で感じた8つを紹介させてください。
キャンプのマナーや注意点
テント内で火を扱わない
テントの中でバーナーを使って料理したり、ガスランタンで明かりを灯すことはNGです!!
なぜなら、一酸化炭素中毒で死ぬおそれがあるから。
一酸化炭素中毒が怖いのは、自覚症状がないこと。
酸素が薄れているのに気づかず意識を失い、昇天します。
また、死に至らなくても脳に十分に酸素が行き届かなかったせいで、重い脳障害をおこすことも考えられます。
(言語障害や、満足に体が動かなくなる可能性あり)
火を扱うなら絶対にテントの外に出てくださいね。
補足
テント内で「タバコ」・「蚊取り線香」もNG
テント生地はとっっても燃えやすいので気をつけて!!
風速8M以上は危ない
風が強い日にキャンプをしましたが、苦行でしたね。。。
なぜなら、
- バーナーの火が風で消える
- 焚き火をすると火の粉が舞い上がり、テントに穴を開ける
- テントが軋みポールがしなって、不安で寝ることができない
- 土ほこりが舞い、料理が砂の味に・・・
といった具合で、景色を楽しむ余裕なく疲れました。
実際に、タープが風で倒壊し吹き飛ばされ他の人にぶつかる事故も聞いたことがあります。
風よけ対策はいくつかありますが、そういうのは気休め程度でしかなく自然相手には太刀打ちできません。
天気予報を見るさいは、現地の風速がどれくらいかもチェックすると安心ですよ。
補足
快適にキャンプを過ごしたいなら、風速5M以下が一つの目安です
テントの外にゴミを放置しない
自然の中で過ごすということは、動物たちのテリトリーにお邪魔するということ。
ゴミを野外に放置すると、野生動物が食べ物の匂いにつられて、テントの側まで寄ってくる原因になります。
一度でも味をしめた動物は
「キャンプ場にはご飯がある!!」
とクセになり、最悪、人間に危害を加えることだって考えられます。
就寝前にゴミは、
- 袋を2重にして匂いが漏れないようにして、テント内に入れる
- トップケース・クーラーボックスなど、密閉された箱に入れる
などの配慮と管理が必要ですね。
補足
食器類も外に放置はNGです
使った後は洗うか、クッキングペーパーで拭き取ってテントの中に入れましょう
ペグの置き忘れ、注意!!
意外とうっかりしがちなペグの管理。
注意をしないと、使ったペグを置いたまま忘れてしまうことがあります。
下の写真は、ぼくがキャンプ場で見つけたものです。
こんなのが無造作に落ちていました(捨てられていた?)
タイヤに刺さったことを想像すると・・・ゾッとします。。。
自分が持ってきたペグの個数を把握し使い終わったら袋に収納するなど、ちゃんと管理しないといけませんね。
あいさつをする
キャンプ場内で「あいさつ」は、積極的にしたほうがいいですね。
といっても、引っ越しのあいさつのようなのはウザいので、道ですれ違ったら「おはようございます」「こんばんは」くらいでOK。
日々の喧騒から離れたいのは分かりますが、最低限のコミュニケーションは必要です。
だって、自分の隣のテントの人が、めっちゃ無愛想だと怖くないですか・・・?
ちょっとした気遣いや会話をすることによって、アウトドアをもっと楽しむことができますよ。
22時以降の「音」は、かなり響く
ふだんの生活だと22時は、寝るにはまだ早い時間ですよね。
ただ、キャンプ場だとその時間帯は、テントに入って夢の中にいる人も多くいらっしゃいます。
静寂のなか、とくに響くのが
- テントのファスナーを下ろす音
- 笑い声
- レジ袋などのガサゴソ音
ですね。
夜は焚き火や料理を楽しむ時間ですが、22時前に宴はおひらきにしたほうが良いでしょう。
直火は男のロマン→勘違いです
直火とは、地面に直に、火をつけること。
焚き火=直火というイメージですし、見た目は格好いいですよね。
しかし近年は「直火禁止」のキャンプ場が増えています。
大きな理由として、燃えカスを放置する人が後を絶たず、景観を汚しているのが原因・・・
焚き火や炭火をしたいなら、「焚き火台」を使いましょう。
地面に火が触れないようにして、マナーを守って楽しまなきゃですね。
夏のキャンプは、めっちゃ苦行・・・
キャンプ=夏=BBQ
っていうイメージは定番ですよね。
テレビのCMでも、暑いなか、肉を頬張りビールを飲むシーンを見たことがある人も多いのでは?
ただ現実は、夏のキャンプはかなりハードです。
思いつくだけで、
- 35℃以上の酷暑と、体にまとわりつく湿気が不快
- 暑さで食材が傷みやすい
- 天気が不安定で急変しやすい(ゲリラ豪雨)
- 虫がたくさんいる
って感じでしょうか。。。
ここ数年の夏は、外に出るだけでも命に関わる暑さ。
無理をせず、もう少し涼しい時期になるまで待つのがオススメです。
補足
夏キャンプをするなら、標高がある高原に行けば、暑さは少しだけ和らぎます
標高が100M上がると、気温は約0.6℃下がるので参考まで
最後に
他人への気遣いを忘れ、自分本位の世界に入り込むのは、あまりよろしくないですね。
楽しみ方はそれぞれですが、趣味はマナーを守ってこそ語れるもの。
本当にキャンプが好きなら、最低限のルールを知り、自分のレベルに合った付き合い方を考えることも大切だと感じています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。