
(記事作成2019.8.30 記事更新2021.12.12)
- ワンポールテントは設営が難しそう・・・
- 初心者にはハードルが高そうだな・・・
- バイクの積載は大丈夫かな??
こんな不安を払拭してくれたのが、「BUNDOKのソロティピー」です。
を中心に、写真多めで紹介させていただきます。
補足情報2021.12月現在、テントの色はベージュとカーキの2色のみとなっております。
設営方法は??
納品時はこんな感じ。

収納されているのは、右から
フライシート・インナーシート
ポール(1本)
ペグ(12本)

さっそく組み立てていきましょう!!
まずは、フライシートを敷きます。

次に、フライシートの4ヶ所をペグ打ち。

フライシートの4ヶ所はベルト状になっており、輪っかになっている場所にペグを差し込みます。


ポール1本でテントを自立させるので、ペグは地中にしっかり打ちましょう。
(ペグは付属のものは使わず、自前で揃えました)
4ヶ所を固定したら、ポールを組み立て、テントを立ち上げていきます。


前室のファスナーを開き、ポールを突き立てます!!


ポールと接する部分の生地は厚いので、テントを突き破る心配はないですねw

このテントを立てるのは今回で2回目です。
ちなみに、ここまでの設営時間は約5分。
(最初に立てたときは、勝手が分からず15分くらいかかりました・・・)
慣れたらもっと早く立てられるでしょうね。
補足
テント納品時は、インナーテントとフライシートが連結している状態。
ぼくはコット泊を想定して購入したので、インナーテントはほぼ使いません。
インナーテント内部は?
サイズは、220×100×135cm
164cmの大人が1人が寝るスペースしかありません。

大きな荷物やキャンプ道具は、前室部分に置くことになるでしょう。

蚊帳の中にいる感覚ですねw
ランタンフックが完備されています。

インナーテントからの風景です。
前室部分が広いため、圧迫感はさほどありません。

汚れ防止のため、グランドシートを敷いています。
前室にこもって作業も可能。
むしろ、就寝スペースよりも広いですよ!!

164cmが寝っ転がれるていどは余裕。

荷物を置いたり、簡単な料理作ったりなど有効に活用できます!!
(火を扱うさいは、前室を閉めきった状態で行わないでください)

インナーテントを取っ払うことも可能。
4ヶ所の留め具と、5ヶ所のバックルを外すだけです。




インナーテントなしの状態は?
地面がむき出しでワイルドですな。
ちなみに、出入り口は1ヶ所のみです。

実際に寝っ転がってみた風景です。

前室を閉じるとこんな感じ。

ここにコットを入れてみましょう!!
DODを使っています。
マットで寝るよりも快適ですねw
クッション性はコットの方が優位です。

内部から。
ランタンは、ポールにフック等で吊るせばOK。

解放感があり、自然をより肌で感じることができるのが、他のテントと違う点だと思いました。

ワンポールテント 、おもしろいです!!

ちなみに、BUDOKのタープと連結可能。
フライシートの頂上部に輪っかがあるので、カラビナ等で引っかけて使うとOKです。
工夫すれば社外品のタープとの連結もできるでしょう。

(前室が大きく開けているから、個人的にはタープは不要かな・・・)
パーソナルスペースが増えるので、機会があればタープ連結も考えてみようかな。。。
気になった点
個人的に、「ここは注意した方がいいかもな」と感じた点が3つあります。

ペグ打ちは、超重要!!
ワンポールテントは、ドーム型のテントと違い「非自立式」。
地面とテントをペグでしっかり固定しないとポールが立ち上がらず、設営することができません。
ドーム型のテントだと、ペグを家に忘れても設営が可能ですが、
ワンポールテントでそれをやると・・・試合終了ですww
今回の「BUDOK ソロティピー」は、全部で12ヶ所ペグを打ちます。


ペグで全てが決まるといっても過言ではありません。
ぼくはこの鋳造ペグを使っています。
大体の場所にガシガシ打ち込めるので、とても気に入っていますよ。
隙間ができる。。。
ワンポールテントだと、どうしても地面の設置面と隙間ができてしまう。。。

隙間があると、動物や虫の侵入、風が強い日だと土ボコリなどが入ってくることも考えられますね。

ぼくは春・秋・冬に10回以上使って一度も不都合を感じたことはないけど、
気になるようなら、スカートを自作して隙間をなくす工夫が必要かもしれませんね。
設営場所も大切
ペグ打ちができない場所だと、設営ができません。
(上級者だとなんとかなるのかもしれないですが、初心者には無理ゲーです)
たとえば、
は天敵ですね。
地面が硬すぎてペグ打ちが困難な場所、
反対に、地面が柔らかすぎて、テンションをかけるとペグがすっぽ抜けるところだと、かなり焦るでしょうね・・・
張る場所を選ぶので、日本一周など野宿をするテントではないかな。
ただ、ふつうのキャンプ場で寝泊まりする分には十分なスペックなので、
ハードに使い倒したい人じゃなければ心配することはありません。
収納サイズ
バイクだと大丈夫ですが、自転車旅だと嵩張る印象。。。



いちばん嵩張るのがセンターポール。
約54cm。
商品スペックには、収納時42×19×19cmと明記されていますが、実際にはそこまでコンパクトにはなりませんでしたw
ただ、ポールはシートバックにくくりつけるなど工夫すれば大丈夫なので、あくまでも一例としてご覧ください。
シートバック
TANAXのシートバック(39〜59L)には、余裕で収納可能!!
サイド開放時。

上部開放時。
この他にコットなどの大型サイズの道具も、一緒にいれることができましたよ!!

サイドケース
TANAXのツアーシェルケース(片側20L)には、入りきりませんでした。

テント本体のみだと収納可能ですが、ポールを一緒にいれるとサイズ的に収まりきりません。
トップケース
GIVIの47L容量のトップケースにも、ポールがあることによって収納するのは無理でしたw

最後に
廉価で、設営が簡単なBUNDOKのソロティピーは優秀ですね。
張る場所と、使うペグには気を配る必要がありますが、テントの見た目がオシャレなのでとても気に入っています!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。