(記事作成2019.8.29更新2022.2.11)
- スタンディングテープの設営は、どんなものだろう??
- 設営が楽になるのか??
こんな疑問を抱いたぼくは実際に買って設営してみた。
正直な感想を述べていくので、どうぞ参考まで。
スタンディングテープとは?
フライシートのみで自立させることが可能になる。
「通常の設営方法」だと、
- インナーテントを広げる
- ポールを組み立て、インナーテントを吊り下げる
- フライシートを被せる
といった順番で組み立てるが、
「スタンディングテープ」を用いると、
- ポールを組み立てる
- フライシートを被せる
- インナーテントを吊り下げる
といった作業工程になる。
補足
インナーテントを組み立ててからフライシートを被せてもOKだ。
設営方法は個人差があるので、ご自身がやりやすい方法で試せばいいと思う。
雨天時に撤収が容易になる!!
これが最大のメリットであろう。
写真のように、フライシートを設置した状態でインナーテントを片付けることが可能になる。
雨天時にインナーテントを濡らすことなく撤収することができるのは非常にありがたい。
山沿いの標高があるキャンプ場だと、天気の急変が多々ある。
とくに夏場だと予報に反して急な雨が降ることもあるので、雨を防ぎつつ撤収できるのはgoodポイントだと感じた。
設営方法
まず、スタンディングテープを広げる。
(ぶっちゃけ、ただの紐だ)
これに、ステイシーst-2の前室部分のテープを連結させよう。
黄色の部分が、今回購入したスタンディングテープ、
白色部分が、ステイシーの前室に付属しているテープだ。
では、さっそく組み立てていこう。
2本のポールを対角線上に置く。
スタンディングテープの「はとめ」にポールを差し込んで立ち上げよう。
ポールは、スタンディングテープの輪っか部分をペグで仮留めしながら組み立てるとやりやすかった。
2本のポールを立ち上げていくのだが、このままだとポールは自立しない・・・
そこで、100円ショップで売っていたベルト状のマジックテープで、交差する頂点を固定した。
そして、センターポールも「はとめ」に差し込み、骨組みは完成となる。
骨組みが完成したら、ポールにフライシートを被せて形を整えていこう。
最後に、フライシートとスタンディングテープをバックルで固定させ、
ポールとフライシートを、マジックテープで密着させます。
これで、下の写真のようにフライシートが自立するようになる。
注意点は、風が吹くとテントがかなりバタつくので、ペグを地面にしっかり打ち込まないといけない。
インナーテントの立ち上げ
インナーテントの「はとめ」と、スタンディングテープの「はとめ」を合わせてポールに差し込んでいく。
(後室側1カ所・テント4隅の、計5カ所です)
最後に、フックをポールに吊り下げて完成だ。
(説明書が付属されていないので、自己流のやり方です。正式な方法を知っている方がいましたらご教示していただけると有難いです)
ぶっちゃけ、必要??
正直な感想は、ぼくの場合は必要なかった。
フライシートが自立するからといってぼくの使い方だとメリットは特段ないし、そもそも雨の日はキャンプしない。
設営が楽になるかという点は、個人的には、スタンディングテープを使ったほうが煩雑で難儀してしまった。
スタンディングテープの最大のメリットはフライシートのみで自立可能になることなので、それに魅力を感じなければ無用の長物になってしまうと思う。
雨天時にインナーテントを濡らさずに撤収できるのは魅力的だが、それ以外にスタンディングテープが活躍できる場を見出すことはぼくにはできなかった。
設営が劇的に楽チンになるわけではないし、価格もそれなりなので、自分にとって本当に必要かどうかはよく考えたほうがいいだろう。
ちなみに、どこで買えるの?
スタンディングテープは、
ogawa ONLINE STORE
https://www.yodobashi.com
で購入可能。価格は、6480円・・・
なかなか良い値段するので、購入するなら慎重になったほうが良いと思う・・・
ステイシーst-2のスペックは?
などは、こちらの記事にまとめました。
「ステイシーst-2」 設営手順と収納サイズの紹介 [1人→秘密基地。2人→余裕の広さ!!]
最後に
スタンディングテープのことをまとめると
- フライシートのみで自立可能になる
- フライシートとインナーテントを別々で設営可能
- 使い方によっては遊びの幅が広がる
- 価格が6000円を超えるので、必要性は個々で慎重に・・・
という具合か。
雨キャンプなど楽しみ方の幅は広がるだろうけど、必要かと言われれば、正直・・・なところ。
こればかりは各々の使い方によるので、ぼく一個人の意見として参考までに。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
【逸品に出会えるキャンプショップ】