
(更新2019.2.17)
波勝崎苑モンキーパークをご存知でしょうか?
西伊豆の観光名所を探していたら、たまたまホームページを見つけたので興味本位で行ってみることにしました。
結論から言いますと、かなり面白く、何回でも訪問したいお気に入りの場所になりました。
じゃぁ、具体的にどこが面白かったのか?
サクッと見ていきましょう!!
アクセス
東名高速の沼津IC、もしくは、新東名高速の長泉沼津ICより伊豆縦貫道を抜け、
国道136号線を南下すルートが最短でしょう。
東京からだと、約3時間半
名古屋からだと、約4時間半はかかります。
国道136号線は風光明媚な絶景路で、車・バイクで走ると気持ち良いです!!
適度なアップダウンと急すぎないコーナーの連続区間は、運転者を心から「ワクワク」させます。
(自転車で走ってるチャリダーさんも多くいらっしゃいましたよ!!)
どんな場所?
まずは駐車場から。
大型の車両を複数台とめても余裕がありますね。
(満車になることあるのかな?(小声))
バイク用の駐車場は設けられていないので好きな所にとめました。

駐車場の目の前に受付があります。
大人700円
子供350円
リーズナブル!!(・∀・)
(こんな感じの入場券です。自宅に着いてから撮りました)

ここからは、マイクロバスに乗って移動します(写真奥の方にバスが待っていますね)
運転手さんは気さくで優しい方でした(感謝)

マイクロバスの運行時間や本数は、気にしなくても大丈夫です。
お客さんがきたら、その都度、送迎するシステムとのこと。
乗車時間は5分程度。急な下り坂を降りていきます。

管理棟の前で降ろされます。
ちなみに、帰る際はここの管理棟にいらっしゃる係員さんに「帰ります!!」と一言かければすぐにバスが迎えにきてくれますよ!!
すでに10数匹のお猿さんがいますね。
とりあえず、管理棟に入るとしましょうか!!

室内は昼間にもかかわらず薄暗く、アングラな雰囲気が漂っていました。
(係員のおじさんが新聞を見ていましたよ)

猿が柵にしがみついてきました。
管理棟でのみ餌やり体験ができます。
ここ以外の場所では餌付けは禁止されていますので、ご注意ください(喚起)

ここまでの感想を正直に申しますと・・・
「・・・(。・ω・。)」
いや、「見所これだけ・・・?」って焦りましたよ。
一緒にいた友人も次第に無言になっていましたね。
諦めて踵を返すとするか否か・・・?
しかし、
ここから状況は一気に好転します!!!!

係員のおじさんに
「海沿いの方が楽しいよ〜。ゆっくり散歩してきなぁ」
と言われたので、とりあえず行ってみるとしますか!!
写真祭りだよ!!
(*ここからは写真多めです)
いました!!いました!!お猿さん!!

海岸の石は丸く、不安定で歩きづらいです。
ちなみに地元の方や係員さんがおっしゃるには、西伊豆は風が強い日が多いみたいですね。
だから、波で打ちつけられ角が取れた丸い石がたくさんあるのかな?
漂流物(ゴミ)が多く、鋭利な金属や釘が転がっていました。
裸足では歩きたくないですね・・・

お猿さんは海沿いを歩いたり、反対側の山を駆け登ったりと自由に動き回っていました。
まずは、遠くに見える島のような場所まで行ってみることにしましょう。

海が綺麗ですね。
調べたところ、予約等すればダイビングができるようです。

夏に来たらかなり気持ちいいでしょうが、混雑具合はどうなのでしょうか。
僕が訪れたのは2月の上旬ですが、観光客は5人くらいしかいませんでした。
そのほとんどが、管理棟の周辺しか見ていなかったので非常に勿体ないなと思いました。
海岸沿いをお散歩することをオススメします。
とっても気持ちよかったです!!!

岩場を登って全体を眺めてみましょう。
全く人がいないので、貸切のプライベートビーチ状態でした。

お猿さんも「あぁ、なんか(人間)来たわ」って、我関せずな感じです。
警戒心や威嚇行動をとることもなく、想像以上に人慣れしていました。

親子猿もいましたよ。
子猿は必死に岩の隙間に手を入れ、何かを探っていました。
その様子を母猿は黙って見守っていましたね。

ちょっと凛々しい姿を撮ったり・・・


おどけた表情を撮ったりと、写真が好きな方なら一日いることができる場所です!!!

この日は他の場所にも行く予定があったので、滞在時間は3時間ていどでしたが、それでも撮り足らなかったです。
それくらいシャッターチャンスが豊富で、カメラのバッテリーの消費がハンパじゃありませんでした。
そろそろ戻るとしますか。
係員の方にバスを呼んでもらい、その場を後にしました。

波勝崎苑のホームページです↓↓↓
monkey-beach.com
注意点
実際に見てみて、「ここは気をつけたほうが良いな」と個人的に感じた点があります。
大人は楽しめましたが、小さいお子さんは猿との距離が近い分、チョット怖がるかもしれませんね。
お邪魔させて頂きます
お猿さんの領域にお邪魔させてもらっているんだ、そういう心持ちで観光したほうが良いです。
写真を撮る際も「撮らせてくれてありがとね」と一匹一匹に感謝の気持ちを伝えながら
撮っていました。
シャッターチャンスに夢中になり、猿の行く手を阻む行為は可哀想です。

人慣れを過信しない
いくら人に慣れているからとはいえ、相手は動物なので予期せぬ行動をとることも十分考えられます。
係員のおじさんに「まず襲ったり噛みついたりはしないよ」
と、説明はされましたが、それを鵜呑みにするのは危険だと思います。

- 管理棟以外で餌をあげない
- 猿に触らない
- 顔や手を近づけない などのルールは絶対に守りましょう。
また、お手持ちのカバンやリュックサックから物を取り出す際も気をつけてください。
「何かくれるのか?」
と興味津々に数匹が一斉に近づいて来ましたので驚きました。
風が強い日は注意!!

波が高いと海岸沿いを歩くのは危険かもしれません。
かなり波打ち際を歩くことができますが、風が強ければモロに波を被ることも考えられます。
当日の天候をよくみて、無理しないことが大切だと感じました。
最後に
動物好きや写真好きには堪らないスポットでした。
ぼーっと海を見て佇んでいたら猿の方から近づいてくることもありましたよ。
人から遠ざかる猿もいれば、人に近づいてくる猿もいて個性が垣間見れて面白かったです。
時期を変えて再訪したいと思います。
(・∀・)!!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。