(記事作成2019.2.7 更新2022.5.11)
月明かりの下でもテントを立てられるくらい設営が簡単な「モンベルのムーンライト2型」
この記事では、
を中心に紹介していきます。
どうぞ参考までに。
2022年現在、ムーンライト2型はモデルチェンジされています。
この記事は「旧型」のテントなので、ご覧になるさいはご注意ください。
ムーンライト2型の設営方法
収納袋は「ポール」「テント」の2つです。
早速、組み立てていきましょう!!
まず、グランドシートを敷きます。
絶対必要というわけではないですが、テントに地面の汚れや傷をつけさせてくないので念のため敷いています。
(撮影当日は風が強かったので、飛ばされないようにペグを打ちつつ設営していきます)
インナーテントを広げました。
鮮やかな薄緑色が目立ちますね。
テントの骨、ポールを組み立てていきましょう。
このポール、ほぼ自動的に組み上げられます。
ただ、収納袋から出した途端かなりの勢いで飛び出してくるので、自分の顔に当たらないように気をつけてください!!
(何回か目に飛んできたことがあります・・・)
ポールの先端部分です。
テント設営時に、ポールのこの穴に土が入り込んでしまうことがあります。
土がポールの穴に入り固まると、かなり面倒くさいです。
地面が柔らかい場所で設営する際は注意したほうがいいでしょう。
インナーテントの四隅にある金具にポールを差し込んでいきます。
ムーンライト 2型は「吊り下げ式」なのでポールにフックを引っ掛ける簡単構造です。
バイクで数日間移動しながらキャンプするときは、簡単に設営できる利点はかなり大きいです。
疲れているときでさえ、設営で「めんどくさいな」と感じたことは一回もありません。
テントの前後に輪っかのゴムがありますので、ポールのプラスチック部分に引っ掛けていきます。
輪っかのゴムを通す際、個人的にやりやすい方法は、
先端のポールを、写真のように下向きにしてからゴムをプラスチックに引っ掛けるのが一番簡単です。
仕上げにフライシートを被せて、インナーテントの四隅のリングにフックを引っ掛けます。
テント横(2箇所)の貼り網をペグで固定していきましょう。
その際、フライシートとインナーテントを連結させましょう(テント横2箇所)
こうすることで、テント室内の空間が少し広がり居住性がアップします。
フライシートをピンと伸ばして張ると、インナーテントとの間に空気の通り道ができて、結露でビショビショになることを軽減してくれます。
金属のリングにペグを通します。
フライシートが弛んでいると、風でバタつきうるさいし危ないですからね。
ピンと張ることで、「見た目」も美しくなります。
前室部分もペグで打ち、完了です!!
2022年現在、テントが新調されています
ムーンライト2型の新しいモデルが発売されています。
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旧型と比べて軽量化されており、テント室内も30%ほど広くなっているようです。
設営の方法は、基本的には旧型とそこまで変わりません。
どうぞ参考までに。
前室の広さは?
前室スペースは、1人分の荷物を整理できるくらいは確保されています。
前室内に靴や机・クッカー・バーナを置いておけるのは荷物盗難のリスクを減らせますし、夜露に晒されることも、ある程度は防いでくれます。
ぼくは、1人用のレジャーシートを敷き前室内に身を潜めながら料理するのが好きです。
ひっそり感が、たまりません!!
前室にスペースがあると、テントにこもりながら作業も可能
プライベートな空間が確保されているのはありがたいです。
個人的には、前室の有無でキャンプの快適度が左右されると思っています。
「ムーンライト2型」の前室の広さは、1人で使うぶんには文句なしです。
テントの中は?
それでは、テントの内部を覗いてみましょう。
2人用テントですが、実際は1人で使うのが望ましいです。
(さすがに2人だと窮屈w)
1人ですと特に不自由はありません。
むしろ、適度な圧迫感がクセになります。
(身長164cmが寝っ転がるとこんな感じ。テント室内は、めちゃくちゃ広いわけではありませんが、一人旅ならこれで充分!!)
小物入れが前室側に2箇所にあります。
スマートフォンが2台ていど収納できる大きさです。
こういった小物類を入れておける収納スペースは、地味に助かります。
荷物とシュラフを入れたらこんな感じ。
前室と後室の2箇所にリングが付いています。
ランタンを引っ掛けたり、ハンガーを吊るして薄手のタオルなど乾かしたりするのに使用。
景色との調和は?
テントの色がとても鮮やかなので、周りの風景と調和するのは難しいかもしれません。
ただ、その鮮やかな色のおかげで、遠くからでも自分のテントの存在が確認できます。
かなり目立ちます!!
ninjaのライムグリーンとお揃いなので気に入っています。
荷物収納サイズ
公式だと46cmのサイズとなっていますが、めっちゃ丸めて収納すれば40cmになります
*インナーテント・フライシートともに薄い生地なので、かさばりません
*厚さは12〜13cmくらい
GIVIの47Lのトップケースに入れても、容積の半分程度で収まりました。
タナックスのキャンピングシートバック(39〜59L)に入れてみると、
かなり余裕です。
焚き火台・イス(ヘリノックス)・クッカーやバーナー類をまとめて収納できます。
最大拡張(59L)にすると、夏用の薄手のシュラフなら一緒に詰め込めます。
タナックスのツアーシェルケース(片側20L)だと、こんな感じ。
テント本体の重量は2.6kgなので、自転車旅でも難なく積み込みできるのではないでしょうか?
夜中に急な強い雨に降られ周りが水浸しになるくらいの雨量でしたが、浸水することなく無事でした。
撥水力はあるとは思いますが、念のため防水スプレー等を吹きかける等のメンテナンスは必要でしょう。
最後に
サっと設営できる手軽さは、キャンプを何倍も楽しくさせてくれます。
大げさではなく、慣れれば5分もかかりません。
初心者、ベテランキャンパー関係なく幅広い層に受け入れられるテントなので、ぜひ、多くの人にムーンライト2型の魅力を知っていただきたいです。
今回の記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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