
(記事作成2019.1.17 更新2020.9.10)
ステイシー st-2って、どんなテントなのだろう??
設営は難しくないのかな?
バイクに積載すると嵩張るのかな・・・?
このような疑問をお持ちのかた向けに記事を作成いたしました。
ステイシー st-2の魅力を写真多めに紹介していますので、テント選びの参考にしていただければ幸いです。
追記事項
スタンディングテープを使った設営方法のリンクを設けました
2019.8.29
では、「ステイシーst-2」から望むことができるキャンプ風景を、どうぞご覧ください!!
設営方法
収納袋は左から 、
「テント(内幕・フライシート)」・「ポール(3本)」・「張り網(6本)」です。

まずは、テントの汚れ防止と地面からの冷気を防ぐためにグランドシート(別売)を敷きます。
ホームセンターで売っているブルーシートでも十分ですが、「ogawa」で揃えたかったのでテントと一緒に買ってしまいました!!

内幕を広げましょう。
黒いヒモがついている部分が前室側です。

2本のポールをフックに引っかけ対角線上に張り、内幕を立ち上げていきます。

「吊り下げ式の」テントなので、内幕のフック部分をポールに引っ掛けるだけの簡単構造です。

ちなみに、ポールの先端部分はこんな形。
ポールの先端に土が入りこんでしまう心配がないので安心ですね。

ポールを内幕の四隅の「ハトメ」に差し込んでいきます。

次は、迫り出した前室部分を組み立てていきましょう。
刺股のような特徴的なポールです。

内幕と同じ要領で、必要箇所(前室側2箇所・後室側1箇所)にポールをハトメに差し込んでいきます。

立ち上げると、このようなお姿になります。
ステイシーっぽくなってきましたね。

ここまでの設営に要した時間は20分程度。
写真を撮りながら組み立てていたので少々かかってしまいましたが、慣れたらここまでの工程は10分もかかりません。
後室側から。

最後にフライシートを被せれば完成です。
フライシートと内幕はバックルで固定します。
初心者の方でも説明書に沿って設営すれば戸惑う心配はないでしょう。

風によるバタつきを抑えるため、ポールとフライシートをマジックテープで固定。

前室部分は、広げれば簡易タープにはや変わり。
ちょうど、手で持っている箇所に「ハトメ」があるので、そこにポール(別途購入)を差し込めば簡単な日差しよけになります。

前室部分をタープ状にしない場合は、丸めておきましょう。

貼り網を6箇所に打ち固定し、完成!!

スタンディングテープを用いた設営方法
別売りの「スタンディングテープ」を使うと、フライシートが自立します。

雨天時の撤収で、インナーテントを濡らすことなく収納することができるので、楽しみ方の幅が増えましたね!!

詳しくはこちらの記事にまとめました。
「ステイシーst-2」スタンディングテープを用いた設営方法「雨でも楽々撤収!!」
ステイシーst-2の居住性
ここからは、テントの快適性を紹介していきますね。
前室をタープ状にするとどんな感じ?
前室にポールを立てるとこんな具合です。

このポールを使っています。
自在ロープは、家で余っていたのを流用しました。

自在ロープが抜けないように、ポールの先端にポールエンドロックを使っています。
ちなみに、前室は164cmの大人が大の字に寝そべるくらいの広さです。

テント内から前室はこんな感じ。

プライベート空間を十分に確保した前室は、荷物を置いたり、料理したり、小雨を凌げたりと使い勝手は良好です。
室内空間は?
入り口は全部で3箇所あります。
中央、右、左から自由に出入りOK

テントの中は・・・
大人2人が入っても、さほど圧迫感はないですね。
身長164cm.170cmの大人2人が寝っ転がってこんな感じ。

1人で使うと、かなりゆったりです。

一応、大人2人+子供1人の設計ですが、実用的には大人2人までかな。
2人でキャンプツーリングする際は、1人がステイシー、もう1人が食材を持っていくなど分担すれば、相当豪華なキャンプ飯を味わうことができるでしょう。

夜にランタンを灯してみました。
雰囲気、最高です!!

子供の頃に「押入れ」を秘密基地がわりにして遊んでいたのを思い出しました。

閉鎖的な空間は安心感があります。
自分だけの領域が確保されていると妙に落ち着きませんか?

前室が広く目一杯に荷物を広げられ、プライベート空間がしっかり保たれる快適度と安心感は、他のテントの比じゃありませんでした。

ソロでの設営も苦労なく、思いのほか簡単で、「良い買い物をしたな」というのが本音。

耐水性は余程の豪雨でなければ大丈夫みたいです。
そもそも雨の日はキャンプツーリングしないので、それに関しては分かりかねます。
荷物収納サイズ
はっきり申しますと、ぶっちゃけ嵩張ります。
テント収納サイズは、約50cm。

まぁ、妥当な大きさですよね笑

居住性に特化したテントですが、バイクに積載したときに嵩張るのが唯一のデメリットでしょう。
47L容量のトップケースに入れると・・・
容積みちみちに入りました。

タナックスのキャンピングシートバック(39〜59L)に入れてみましょう。
サイドを開放して突っ込んでみると・・・

こんな感じ。
タナックスのキャンピングシートバックは、最大59Lまで拡張するので、余裕の収納力です。
容量を拡張すると「焚き火台・炭」「ランタン」「ヘリノックス」などを一緒に入れても大丈夫でした。
(写真は拡張なしの39Lサイズの状態で撮りました)
嵩張るのはテントの大きさを考えるとしょうがないですが、それでもコンパクトな方だと思います。
(山岳用の本気テントと比べると巨大ですが・・・w)
タナックスのツアーシェルケース(片側20L)だと、無理ですwww
収まりきりませんでした。

テントとポールを合わせた重量は約4kgです。
重さに関してはバイクなら大丈夫ですね。
しかし、自転車や徒歩旅だと少々重いかもしれません。
最後に
前室にゆとりがあるテントは予想以上に快適で、キャンプツーリングがより一層楽しくなりました!!
価格はそれなりにしますが、値段以上の価値は十分にあると思います。
さて、週末の天気はどうなるかな?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。