
(記事作成2019.1.25 更新2022.6.21)
- 親知らず抜歯後に気をつけることって何?
- 実際に抜歯した人のリアルが知りたい!!
このような疑問にお答えします。
ぼくの体験をもとに、お医者さんから言われた注意点を一つづつ解説しますので、どうぞご覧ください。
抜歯後の注意点
抜歯後に気をつけたほうがいいポイントを7つ紹介します。
うがいをしない
抜歯後は、口の中が血の味がして気持ち悪いです。
しかし、ここで口腔内(口の中)をさっぱりしようと、
強めにうがいするのはやめましょう!!

強いウガイをするとせっかくできた血餅(血のカサブタ)が流れ出血が続いたりドライソケットになる恐れがあります。
*ドライソケットについては後述します
抜歯当日〜数日は「ガラガラ」「グチュグチュ」といった激しいウガイは避けましょう。
ウガイをするにしても、口を軽くゆすぐ程度に留めてくださいに。
飲酒・喫煙NG
アルコールは血流を良くするため血が止まりにくくなります。
(抗生物質や痛み止めを処方されるので、お酒を飲む方はいないと思いますが・・・)
喫煙は血流を悪くするため傷の治りが遅くなります。
また、「吸う」という行為は血餅が剥がれる原因の一つなので避けた方が良いです。
いずれにせよ、血餅が剥がれるとドライソケットになる恐れがあるので気をつけましょう。
湯船に浸からない
体が温められて血流が良くなると、血餅ができにくくなるので気をつけてください。

抜歯当日から数日はシャワーを簡単に浴びる程度でOK。
また、運動することも血流を良くしますので気をつけてくださいね。
抜歯した部位を触らない
抜歯した部位が気になると思いますが、舌で触れてみたり歯ブラシで刺激を与えたりするのはやめましょう。
歯磨きするにしても、歯の表面を軽くブラッシングする程度で十分です。
ぼくは抜歯後数日間は口を開けるのが難しかったので、歯磨きもままなりませんでした。
くれぐれも抜歯箇所をゴシゴシ磨くのだけは気をつけてください。
食事は何を食べた?
抜歯後に食べられるものは限られます。
担当医から注意を受けたことや、ぼくが気をつけたことは以下のとおりです。
固いものは食べない
抜歯したところを刺激する(傷つける)恐れがあります。
最低でも、抜糸までの1週間は「バリボリ」と音を立てて食べる必要がある食べ物(煎餅など)は避けたほうが安心です。
「吸う」は注意する
抜歯後は食べられるものも限られてきます。
唐揚げや歌舞伎揚などの好物を食べたいのに食べることができないジレンマは、
かなり辛かったです・・・
こういった、まともに咀嚼できないときに助かるのがゼリー飲料です。

忙しい時や体調がすぐれない時に手早にお腹を満たすことができるゼリー飲料。
ただ、抜歯後は気をつける必要があります。
喫煙の章でも触れましたが、「吸う」といった行為は血餅が剥がれやすくなります。
「ストローでジュースを飲む」「麺をすする」などは、最低でも抜糸するまでは控えた方が無難ですね。
その際は、そのまま飲むのではなく飲むのではなく、コップや皿に移すなどしてスプーンですくって食べていました。
栄養をしっかり摂る
栄養がある食事を摂らないと、治るものも治りません。
とはいっても、固形物を噛むことがキビしいので、柔らかい食事が中心となりました。
抜歯翌日の食事風景です

カロリーメイトも砕いて粉末状にしてから食べました。抜歯翌日〜4日目はそれくらい口が開きづらかったです
ちなみに、実際の食事の風景は
「体験談」なんも食えねー!! 親知らず抜歯後の食事はこんな感じです!!「1人暮らしの生存レシピ」
に詳しくまとめています。
ズボラレシピ、どうぞご覧ください。
ドライソケットとは?
ここまで何度も文面に出てきた「ドライソケット」
いったい、これはどういったものなのでしょうか?

まず、抜歯窩に血餅ができます。
*抜歯窩(ばっしか。抜歯したあとにできる穴。くぼみ)
しかし、何らかの拍子に血餅が剥がれ歯槽骨がむき出しになる事。これがドライソケットです。
*歯槽骨(しそうこつ。歯を支えている周囲の骨)

ぼくは経験がないのですが、このドライソケット・・・・とんでもない痛みのようですよ。
抜歯した際に担当医師から「注意書き」の紙を渡されたり口頭で説明を受けるので、忘れずに覚えておきましょう。
親知らずの体験記事まとめ!!
以下の記事に、ぼくの抜歯体験の記録をまとめています。
『まとめ』親知らず抜歯の体験を赤裸々に紹介した5つの記事!!
抜歯後はどんな具合なのか知りたいかたは覗いてみてください。
これらは、ぼくの体験談です。
心配なら、まずは最寄りの信頼できる歯医者さんに診てもらいましょう。
最後に
だいたい抜歯してから一週間後には落ち着きますが、それまでの数日間は本当に辛かったです・・・
たかが親知らず抜歯だと軽く考えていましたが、想像以上にたいへんで、もう二度とこんな経験はしたくありませんね。。。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。