
(2019.9.11更新)
「人間関係の構築」は学校・会社という集団生活で避けることはできない重要な要素の一つでしょう。
良質な関係を構築することができれば毎日が楽しいですが、ちょっとした綻びから関係に亀裂が生じることもあるので注意が必要です。
今回は、ぼくが今まで「人間関係」でリアルに感じたこと、これは大切だなと思うことをまとめてみました。
① 打算的になりすぎない
これは、「ぼくの大切なともだち」という映画を見て感じたことです。
誕生日のサプライズとかデートの計画など、純粋に相手を喜ばせたいという気持ちは大切です。
しかし、会うたび毎回「◯◯すれば喜ぶだろう」「△△は、きっと✖️✖️だろう」と相手の二手先、三手先を読んで会話をしたり行動するのは打算的、つまり計算高すぎじゃないでしょうか。
段取りを組んで行動するのは悪いことではありません。
しかし、相手の気持ちを忘れ、自分本位な計画に沿って関係を保とうとするのは失礼だと思います。
② 見返りを求めない
「自分は◯◯してあげたのに・・・」
「こんなにしてあげているのに、なぜ・・・?」
自分の行動(優しさ?・プレゼント等)に対して、相手にそれと同等、それ以上の見返りを求めるのはナンセンスで野暮というものです。
「打算的になりすぎない」でも説明しましたが、計算された関係は長続きしません。
そんな優しさは偽りです。
本当の優しさは無償で、相手の見返りありきで物事を考えません。
自己満足だと言われたらそうかもしれませんが、
自分本位な損得勘定ではなく、自発的に、心のままに行動するのが 人間関係においては大切になると感じています。
余談ですが、自分が起こした行動に対して見返りは求めませんが、
相手から頂いた「恩」は忘れちゃいけませんよ。
③モノ・動植物にも思いやりを
日常で使っている「モノ」、例えばパソコン・ペン・スマートフォン・食器・・・
などがありますね。
「動植物」だと野良猫・公園の池を泳いでいる鯉や鴨・道端に咲いている花・・・
が思い浮かぶでしょう。
今まで生きてきた中で学んだことの一つに、
「ヒト」に限らず「モノ」「動植物」なども含めて、自分の周りを大切にする人は周りからも大切にされるということです。
全てを愛せなんて高尚なことは言えないですし、ぼくにも好き嫌いはあります。
しかし、狭い範囲ですが、せめて
自分が関わるヒト
(友人・職場の人・スーパーの店員さん・・・)
自分が毎日使うモノや趣味に使うモノ
(スマートフォン・フライパン・自転車・カメラ・バイク・・・)
毎日出会う動物や景色
(野良猫・鳩・鴨・犬・朝日や夕陽・・・)
は大事にしていこうと決めています。
「ヒト」でも「モノ」でも 自分と出会ったことは何かの縁だと思うので、そこは大切にしていきたいですね。
④礼節を重んじる
仲が良いからといって何でも許される訳ではありません。
「これだけ仲が良いのだから、これくらいは許されるだろう」
「何でも言い合える仲だから大丈夫だろう」
このように、自分勝手な思い込みで判断するのは軽率です。
仲が良い相手に対しても最低限のマナーは必要ですし、
自分の許容範囲と相手の許容範囲が同じだと勘違いしてはいけません。
友人といえど1人の人間、もっと言ってしまえば「他人」ですからね。
相手の趣味趣向(好きなこと)を真っ向から否定したり、相手の家庭・家族に干渉することは、どれだけ親密な関係でもデリカシーを欠いた行動と言えるでしょう。
また、相手の容姿(体型、顔、髪型など)を小馬鹿にしたり、
相手が抱いているコンプレックスを笑いの方向にもっていくのは、
どれだけ仲が良くても触れてはいけない部分です。
⑤友達の「数」は重要ではない
不朽の名作「スタンドバイミー」の台詞で、
「時とともに友達も変わり、レストランの客のように入れ替わっていった」
とありますが、まさしくその通りです。
「友達」という存在は不思議なものです。
学生の頃に毎日のように遊んでいた人ほど疎遠になったり、反対に、会う回数は一年に一回あるか、連絡も頻繁にとっていない人ほど長く関係が続いていたりしています。
学生時代は(2009年頃かな?)はアドレス帳に何人登録されているか競っていたりしていましたが、今振り返ると本当にどうでも良いこと。
確かに人脈は多い方が何かと有利でしょう。
友達が多いというのはその人がもっている魅力であり、
人を引き寄せるという一つの才能です。
しかし、友達が数える程しかいないからといって、その人が劣っている訳ではないですよね?
狭いコミュニティの中で深く付き合っていきたいと考える人だっています。
互いに認め合って成長することができ、心から尊敬できる人が1人でもいれば十分に幸せだ!!
社会人になってそう感じています。
(アドレス帳に登録している中で、この先も本当に付き合っていきたいと思える人ってごく僅かだと思います)
⑥約束を守る(自分を大きく見せない)
お互いの「信頼」がないと友好な関係には至りません。
信頼をなくす一つに有言不実行があります。
「この作業やっとくよー(忘れる)」
「任せてください!!絶対大丈夫です!!(やらかす)」
「俺が必ずホームランを打って優勝させてやる!!!(三振する)」
実現できたらカッコ良いですが、失敗に終わったら目も当てられません・・・。
この世に100%確信できるものは、基本的にありません。
何かしらイレギュラーな事象が起こるのを前提に物事を進めた方が無難です。
出来るかもわからないのに言葉だけが先行してしまうのは気をつけましょう。
背伸びする必要はありません。
待ち合わせの時間には遅れない・自分の発言には注意・責任を持つなど、小さな信頼の積み重ねが大切ですね。
⑦嘘をつかない
「約束を守る」に似ていますが、こちらも信頼を揺るがす一つでしょう。
嘘をつくのはそこまで悪いことではないと思います。
時には嘘をつくことにより、その場を上手く切り抜けることができます。
相手のことを考えて仕方なくつく嘘だってありますよね?
(ほとんどの方が経験されていることでしょう)
しかし、問題なのは嘘がバレた時です。
詳しいことは省きますが、
これ、本当に大変ことになります(特に男女間で(泣))
「嘘」は自分が死ぬまで隠し通すくらいの覚悟がないとダメです。
(僕は嘘をつくと顔と態度に現れます。つまり、嘘を隠し通すことができません・・・)
不器用ですが誠実に生きていこう
そう結論つけました。
最後に
人間関係は平成初期の頃より複雑で陰湿になってきています。
SNSの発達で多様なコミュニケーションをとることが可能になった分、それによる問題も多分にあります。
表の顔と裏の顔を使い分ける人が多いというか表面上というか・・・上手くまとめられませんが、なんか難しいですね(汗)
ただ、一つ一つの出会いに対して誠実に向き合うことは時代関係なく大切なことですので、この記事を作成しながら改めて人間関係の重要性を認識しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。