
(記事作成2019.1.16 更新2021.2.3)
- 「親知らずって何だ!?」
- 「親知らずになったら、抜歯しなきゃいけないの?」
という方に向けて、 ぼくが実際に体験したこと・担当医が教えてくれたことを中心に紹介させていただきます
では、どうぞ(・∀・)/
親知らずとは?
第三大臼歯、智歯(ちし)とも呼びます。
10代後半から20代前半に萌(は)えてくる方が多いです。
その年代だと親元から離れて暮らす方も多いでしょう。
ですので、親が知らない・気づかない時期に萌えてくることから「親知らず」と名がついたそうです。
※歯学用語で歯が生えることを萌出(ほうしゅつ)と言います。この記事では歯が萌えると表記します。
親知らずの萌え方
親知らずの萌え方次第で抜歯をする・しないが変わってきます。
抜くパターン
- 他の歯に悪影響を及ぼす
- 親知らずと接する歯が虫歯になっている(なる恐れがある)
この2つの症例なら、抜歯を勧められるでしょう。

担当医がおっしゃるには、
親知らずに歯肉が覆い被さり、それが角化(硬くなること)すると発症率は低いが口腔癌のリスクも上がるとのこと・・・

親知らずは一番奥にあるため、歯磨きをしても食べカスを完全に取り除くことは難しいです。
その食べカスが、親知らずと歯肉の間に溜まり炎症を起こすこと、
これを智歯周囲炎といいます。
(ぼくはこれを発症しました)
智歯周囲炎が進行すると、まず口が開かなくなります。
口が開かなくなると、固形物を頬張ることができません。
豆腐やリンゴの擦りおろしなどの柔らかいものしか食べることが出来なくなります。
同時に発熱や喉が腫れるなどの症状もでます。
食べるのがままならないのは・・・
とても辛いです。
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また、強いストレス・寝不足・疲労などが蓄積した結果、体の抵抗力が弱り、それが親知らずの痛みを増幅させている場合もあります。
たかが「歯」でしょ?
と、楽観視せずに、違和感を感じたら早めに近くの歯医者さんに診てもらいましょう!!
抜かないパターン
抜歯をしなくても大丈夫な稀なケース。
真っ直ぐ萌えている・顎の骨に完全に埋まっている方はラッキーです。

- 歯磨き残しによる虫歯の心配も少ない
- 上下の歯の噛み合わせに問題ない
そのまま放置していても他の歯や健康に悪影響を及ぼす可能性が低いと、歯医者さんが判断したなら抜歯する必要はありません。
また、健康な親知らずであれば他の奥歯が虫歯等で失った時の代替用として使うこと(歯牙移植)が一部の病院では出来ると聞きました。
いずれにせよ、素人は判断できないのでまずは近くの歯医者さんに診てもらいましょう。
親知らずの体験記事まとめ!!
こちらの記事に、ぼくの抜歯体験の記録をまとめています。

『まとめ』親知らず抜歯の体験を赤裸々に紹介した5つの記事!!
とくに、抜歯後はどんな具合なのか知りたいかたは覗いてみてください。
最後に
血圧や内臓脂肪には気をつける人は多いですが、「歯」については軽視されやすいと思います。
僕も最初は、「親知らずは我慢していれば自然に痛みもなくなるし、平気だろう」
と甘くみていましたが、実際は、症状が悪化すると日常に支障をきたすレベルになるのだと身をもって体験しました。
異変を感じたら我慢せずに病院に行く。
忙しく休みを取りづらい方も多いですが、初期の段階で手を打つことが何より大切ですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。