(記事作成2019.1.16更新2022.6.27)
- 親知らずって何??
- 親知らずになったら抜歯しなきゃいけないの?
このような疑問にお答えします。
ぼくが実際に体験したこと・担当医が教えてくれたことを中心に紹介しますので、どうぞご覧ください。
親知らずとは?
第三大臼歯、智歯(ちし)とも呼びます。
10代後半から20代前半に萌(は)えてくる方が多いです。
その年代だと親元から離れて暮らす方も多いでしょう。
ですので、親が知らない・気づかない時期に萌えてくることから「親知らず」と名がついたそうです。
※歯学用語で歯が生えることを萌出(ほうしゅつ)と言います。この記事では歯が萌えると表記します。
親知らずの萌え方
親知らずの萌え方次第で抜歯をする・しないが変わってきます。
抜くパターン
- 他の歯に悪影響を及ぼす
- 親知らずと接する歯が虫歯になっている(なる恐れがある)
この2つの症例なら、抜歯を勧められるでしょう。
担当医がおっしゃるには、
親知らずに歯肉が覆い被さり、それが角化(硬くなること)すると発症率は低いが口腔癌のリスクも上がるとのこと・・・
親知らずは一番奥にあるため、歯磨きをしても食べカスを完全に取り除くことは難しいです。
その食べカスが、親知らずと歯肉の間に溜まり炎症を起こすこと、これを智歯周囲炎といいます。
(ぼくはこれを発症しました)
智歯周囲炎が進行すると、まず口が開かなくなります。口が開かなくなると、固形物を頬張ることができません。
豆腐やリンゴの擦りおろしなどの柔らかいものしか食べることが出来なくなります。
同時に発熱や喉が腫れるなどの症状もでます。
ちなみに、実際の食事風景は
『体験談』親知らず抜歯後にオススメな食事を紹介(ズボラな1人暮らしの生存レシピ)
に詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。
強いストレス・寝不足・疲労などが蓄積した結果、体の抵抗力が弱り、それが親知らずの痛みを増幅させている場合もあります。
たかが「歯」でしょ?
と、楽観視せずに、違和感があったら早めに近くの歯医者さんに診てもらいましょう。
抜かないパターン
- 歯磨き残しによる虫歯の心配も少ない
- 上下の歯の噛み合わせに問題ない
抜歯をしなくても大丈夫な稀なケース。
真っ直ぐ萌えている・顎の骨に完全に埋まっている方はラッキーです。
そのまま放置していても他の歯や健康に悪影響を及ぼす可能性が低いと、歯医者さんが判断したなら抜歯する必要はありません。
また、健康な親知らずであれば他の奥歯が虫歯等で失った時の代替用として使うこと(歯牙移植)が一部の病院では出来ると聞きました。
いずれにせよ、素人は判断できないのでまずは近くの歯医者さんに診てもらいましょう。
実際の抜歯体験やかかった費用は
「体験談」親知らず抜歯の費用・抜歯方法とは??
に詳しくまとめていますので、どうぞご覧ください。
親知らずの体験記事まとめ!!
以下の記事に、ぼくの抜歯体験の記録をまとめています。
『まとめ』親知らず抜歯の体験を赤裸々に紹介した5つの記事!!
とくに、抜歯後はどんな具合なのか知りたいかたは覗いてみてください。
最後に
血圧や内臓脂肪には気をつける人は多いですが、「歯」については軽視されやすいと思います。
何より、初期の段階で手を打つことが何より大切ですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。