そぞろ歩きな日々

自分の目で見たもの・体験したことだけを伝える雑記ブログ

「青森」目指せ本州最北端!みちのくの旅(ninja250) Part 2

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(更新2019.2.28)

Part 1の続きです。

 

 これより、「Part 2」の物語です!!

どうぞ(・∀・)/ 

振り向けば、馬!!

 起床。1日が始まります!!

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 まず、朝食を取りに食堂へ。バイキングなので好きな食材を皿に盛り席に着きます。

 辺りを見渡すと、僕以外はスーツ姿のサラリーマン(出張)

 

書類見ながらブツブツ言っているし、ある人は新聞見ながら大きくため息をついていました。 

「大変だなぁ」(他人事)

と思いながら、ベーコン食べて自室に戻り荷造りしましょうかね!

7時過ぎにチェックアウト。

 

いざ、参らん!!!

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国道338号線(かなり走りやすい)を北上し、本日の第一目的地の尻屋崎を目指します。

 尻屋崎には寒立馬(かんだちめ)という、ここでしかみることが出来ない動物がいるので是非ともご対面願いたいと思います。

 

 道中にオブジェ(マグロ?鮭?)がありましたので記念に撮影。

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県道248号線へと分岐し、一気に尻屋崎へと進みます。

 

この付近には日本最大の砂丘、猿ヶ森砂丘があります。砂丘のほとんどが自衛隊の管理下のため一般人は立ち入り不可。
 

ちなみに、県道248号線は交通量は極めて少なく、ほぼ独走状態でした。

直線の道が続くのでとてもオススメですよ!!

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車両の往来がないので、しばし自撮り。シャッタータイミングが難しく、30分くらいは試行錯誤して撮っていたかな?

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写真を撮りながら、ゆっくりと県道6号に接続し八戸市内から4時間かけて、ついに来ました・・・

尻屋崎!!!  

 「馬ぁぁぁぁ!!!」

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  このように、お馬さんが悠然と道路を横断します(恍惚) 

こんな光景は、なかなかみることが出来ないので関東から来た甲斐がありました。

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道路上に馬がドデンといるときは、車両を止め、馬が通り過ぎるのを待ったほうが良いですね。

 

おとなしい性格みたいですが、相手は動物なので優しく見守ってあげましょう

 

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しかもこの寒立馬、近くでみるとかなり大きかったです。

触りたかったけれど怖くて無理でした。(でも、ずんぐりむっくりして可愛い・・・)

 

尻屋崎の灯台へ向かう途中に素晴らしい景色を発見!!

こちらも雑誌等で撮影されている定番の構図ですね。

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天気も良く絶好のツーリング日和ですが、バイクが全然走っていない・・・

大型連休だから混んでいると思いきや、この当時はガラガラでした。

 

その分、落ち着いてみることが出来たので心に残る思い出が一つ増えました。

 

 

未知なる道への淡い希望

3時間程度見学し、次なる目的地は大間崎です。

 

県道6号.266号線を経て国道279号線に接続し、北の方角に進みます。 

(今更ですが、ツーリングマップルは必需品ですね。デジタル時代とはいえ、まだまだ紙ベースな地図は重宝します)

 

国道279号線は所々で道幅が狭い箇所もありますが、基本的には見通しが良い快走路です。晴れていると北海道が見えます。

 

しかし、走るのに夢中で道中の写真が全然ありません(大大無能)

そんなこんなで、尻屋崎から海沿いの道を走ること約2時間。ついに、

大間崎・・・

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「来たぁ(・∀・)!!」

ここが本州最北端!!!

(写真にうっすら写っているのは「弁天島の大間崎灯台」です。一瞬だけ北海道だと勘違いしました)

 

写真では確認できませんが、遠くにうっすら北海道が見えます。距離にしてたったの17.5kmです

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バイクに乗っている人は一度は憧れる北海道の大地。

 

しかし、大間崎に訪れる以前の僕は北海道に対して、

「そんな遠くの場所になんて行けっこない」

と思っていました。

 

YouTubeなどで「北海道ツーリング」と検索すると沢山の旅動画があるので何回も見ていましたが、正直、

「この人たちは旅慣れてるから。自分はこんな距離を走る度胸なんてない」

と思い込んでいました。

 

もちろん、面白そうだなとは感じていましたが憧れというよりは、どちらかと言うとバイク歴が浅い自分には無理だと避けていた節があります。

 

しかし、自宅からここまでの長距離(約900km)を自分の足でその土地を訪れ、自分の目で直接見て、その土地の雰囲気を直で感じたことにより、

 

「あぁ、意外と行けるな(確信)」

 

と、今まで遠ざかっていた北海道に対して心の距離が一気に縮まったのを覚えています。

(大間崎に到達してから僕の好奇心は更に加速していきます)

 

 

んでもって、夕刻前に旅館へGO!!

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 チェックインしたのは大体16時〜18時前後だったかな?

 

 無料のwi-fiが飛んでいるので有難く利用させて頂きましたよ。

そんなこんなで、2日目が終わりました。

 

冥界探索

起床。

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 いやぁ、あのう。。。

 

クッソ寒いです(泣)

 

夜中とか寒すぎて目が覚めました。堪らずに暖房のスイッチONにしましたよ。

 

東北は桜が見頃ですが、関東だと場所によっては葉桜になっていますし、日本という国は狭いようで広いのだと改めて感じました(感嘆)

 

さて、荷造りして3日目の開始ですよ!!こちらの旅館は素泊まりだったのかな?

あまり思い出せません(無能)

 

本日は恐山を見学し、最終目的地である祖父母に会いに行きます!! 

では、いざ参らん!!!

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今更ですけれど、僕はninja250をツアラーの部類だと思っています。燃費も良い(普通の運転で30kmは走ります)し、積載も工夫すれば何とかなります。

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外観がカッコいいので乗っても良し!バイクから降りて眺めてもサマになる最強の旅バイクです。

 

国道279号線を南下します。

 

昨日走った道の逆ルートですね。

恐山の案内標識が見えたので、県道4号線に折れ道なりに進みます。

恐山の開山は5月1日からとなっており、記憶が正しければ、僕は開山初日に訪れたことになります)

 

恐山の駐車場に向かう途中に「三途の川」を発見しました。予めこの場所には寄りたかったのでバイクを停め近くで見てみましょう。

 

「きっと川を跨ぐ大きな橋なのだろうな」(期待)

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この三途の川の橋、観光パンフレットの写真だと大きく見えたので期待してましたが実際に見てみると、

「・・・・・」(個人の感想)

想像と違っていました(無言)

 

*2018年12月現在、この橋は老朽化のため通行不可となっているみたいです

 

恐山についての詳細はこちらよりお願いします。

simokita.org

 

駐車場にバイクを停め見学していきましょう。

 

六大地蔵さんですね。六道は天道・餓鬼道・修羅道・地獄道・鬼畜道・人間道の6つからなる世界です。

 

気になる方は調べてみて下さい(逃亡)

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死後の世界はどうなっているのか?

想像できない世界ですが、いずれは自分も最期に行き着く場所なのです。

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実際に「その時」が訪れたら、今回見た恐山の景色と照らし合わせてみましょうかね・・・

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余談ですが、この「イタコ」でふと思い出しました。

 

任天堂64のゲームソフトで「がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり」という作品がありました。

小学生の頃に好きだったゲームの一つなので、とてもノスタルジアな感覚に浸っていました(懐古心)

「がんばれゴエモン?ネオ桃山幕府のおどり」オリジナル・ゲーム・サントラ

「がんばれゴエモン?ネオ桃山幕府のおどり」オリジナル・ゲーム・サントラ

  • アーティスト: ゲーム・ミュージック,影山ヒロノブ,水木一郎,立花敏弘,太田悦世,ゴエモン制作委員会
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 1997/10/03
  • メディア: CD
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恐山のイタコは大祭典と秋祭典の期間中しかお目にかかれないので、当然この日はいませんでした。

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硫黄の臭いが立ちこめています。火気厳禁です。

 

風車が一本、カラカラ回っていました。

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ゴツゴツした岩場の間を抜けていきます。途中にご夫婦に話しかけられ、

「絶対に転んだり、積み上げた石を崩したりしたらダメよ」

と忠告されました(石崩すのは論外ですが、つまずくのもあまり良くないのだとか・・・)

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アップダウンがあり、運動をしてない方だと少々息が荒くなりそうです。

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こちらが地獄の景色。

ゴツゴツした岩が転がり荒涼感というか、どこか寂しげで殺風景な印象です。

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こちらが天国

視界がパッと開け、目が覚める湖の色に極楽浄土の雰囲気が漂います。地獄と対比すると、確かにそこに「天国」を感じました。

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通路に沿って一巡し恐山を観光した感想は、楽しいという場所というより、「死」について考えられる場所でした。

 

もっと歳を重ね50歳以上に再訪したら、また違った視点で観光できるのかな?

 

「死」について考えつつ「地獄」と「天国」の景色を目に焼き付けましたよ。

 

恐山への再訪を誓い、そろそろ祖父母宅へ向かいますか。

向かう途中に「道の駅 よこはま」で風車を自分用に購入。

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お土産用に「ホタテせんべい」も一緒に購入。

 

このホタテせんべい、醤油のしょっぱさとバターが絡み合い何枚も食べてしまいます。お土産に渡したら非常に喜ばれます!!

omiyadata.com

 

さあ、買い物も済みましたし、後は一直線道中に向かうだけ。数時間かけて生家に着きました

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(道中の写真はSDカード紛失のため、記録ゼロ(無能)) 

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2.3日は泊まってゆっくりします。 

 

さらば!!

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正直、帰るだけなので何も予定はありません。ひたすら関東に向かって移動するだけです。

夕方に出発し、翌日の明け方には到着しました(大体12.3時間はかかりました)

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(こんな早く着かないよ・・・) 

 

 

総括

恐るなかれ!!

前年度の石川県よりも遠く、このような長距離を走るのは初めてなので最初は「どうなるのかな?」と心配していました。

 

しかし、蓋を開けてみると心配事など吹っ飛び、感動の連続!!

 

 初めての試みは怖いし緊張しますが、本当に自分がやりたい!!と強く感じたら実際に行動するべきなのだと強く感じました。

 

 

親・祖父母に会える時に会っておく

 「もっと話しておけばよかった」「一緒に出かけたかった」と悔やむことはしたくありません。

 

頻繁に会える距離ではないので、せめて電話で直接話したり、何か食べ物でも送ったりということはこれからも続けていこうと、この旅で再度強く思いました。

 

次回は四国に行きますよ!! 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。