( 更新2019.2.22)
Part 1の続きです。
これより、「能登半島ツーリングのPart 2」です!!
どうぞ(・∀・)/
始まりの朝
6時くらいに起きたと思います。
実感がないけれど3日目(最終日)の朝を迎えました。(布団の寝心地が抜群)
朝食にはまだ早いので、旅館の周りを散歩してきます。
ここ、大沢 間垣の里はテレビドラマの舞台にもなった場所。
強い海風から家を守る「間垣」という竹の垣根がずらりと並び、関東では見たことない光景に、しばし時間を忘れ見入ってしまいました。
お散歩したらお待ちかねの朝食を頂きます。
ご飯のお代わりが自由なので、ここぞとばかりに食べました(貧乏根性)
だいたい8時前だったかな?バイクに荷物を積み直し、チェックアウト!!
バイクに跨りエンジンをかけようとして後ろを振り返ったら、2階に宿泊されている方から手を降られました(感動)
気分も上々で出発です。
いざ、参らん!!!
県道38号を南下し、国道249号線へと合流します。途中に風力発電所?
(間違っていたら申し訳ございません)がありましたので、記念に一枚撮影。
当時は写真加工にハマっていました(スマートフォンの写真機能が豊富ですからね)
無意味なモノクロ加工やセピア調に仕上げたりと、自分なりにオシャレ感をだそうとしていたのを思い出しました。
今は◯◯映えには興味がないので、自分が好きな写真だけを撮ってやり過ぎな加工をしないように心がけています。
気持ちよく走っていると「世界一長いベンチ」の看板が見えました。
なんだ?と気になり、「道の駅 とぎ海街道」にバイクを停め看板の案内通りに進んでみると・・・
「ほう・・・」(個人の感想)
全長460mの木製のベンチがずらっと一直線に並んでいましたよ。
ベンチも珍しかったけれど、個人的にはご当地ソフトクリームの方が印象に残りました。
男爵イモソフトはバニラの甘さとイモの甘さが合わさって、とても美味しかったです。
お好みで塩をふりかけると、甘じょっぱくなり味が変化して、ずっと食べても飽きません!!
その地域の特産物がソフトクリームになっているので、地方に出向いたさいは、ついつい食べてしまいます。。。
旅って、面白いな!!
お腹も満たされ出発!!
(サイドスタンドはらい忘れて1速に入れたのでエンジン止まって恥かいた)
国道を南下するだけではつまらないので、脇道に逸れてブラブラと走ります。
お昼も過ぎて若干の眠気に誘われたので、日光浴も兼ねて休憩できる場所を探しているとgood雰囲気の場所を見つけましたよ。
この場所は観光名所ではないですが・・・
僕にとっては絶景でした。
人もおらず車も地元の軽トラックしか通らないので、マイ・ベストスポットです。
石川県をバイクで走るなら「千里浜なぎさドライブウェイ」は外せないですよね?
しかし・・・今回は行きませんでしたw
正確には行く気が起きなかった、ですね。
理由は上の写真の場所がとても気に入り満足してしまったからです・・・
「誰も知らない無名な場所でも、自分の気持ち一つで絶景に変わるんだ!!」
そう思いましたね。
さらば、石川県!!
お世話になっている方にお土産を贈るべく「きんつば」を求め金沢を目指します。
こちらのお店で購入しました。甘すぎずお茶請けに最適なのでお土産に大変喜ばれます。
www.kintuba.co.jp
そろそろ帰ろうかなと思いましたが、今帰ったら家に着くのが夜中の2時になってしまいます。
急ぐ必要もないのでツーリングマップルで良さげな場所を探したら「周辺のライダーのツーリングスポット二上山万葉ライン」を見つけました。
どこかの道の駅でソフトを食べ、国道8号線を東へと向かい富山県に入ります。
ガソリンスタンドで給油中につまずいてガソリンをタンクにブチまけるミスを犯しますが、陽が傾きつつある北陸を満喫しながら目的地へと走らせます(油断大敵)
程よいワインディングを楽しみながら針伏山頂上を目指します。
(山頂までの道が二上山万葉ラインということですかね?曖昧で申し訳ございません)
山頂から遠くの空を見ると、水色と橙(だいだい)色が混ざり合い、美しい夕刻のグラデーションが広がっていました。
ラブラブカップルさんもいらっしゃいました(雰囲気壊してゴメンね、怒)
「・・・・・・・」
雨の中を走って辛かったこと。
立ちゴケしそうになったこと。
初めて1人で旅館に泊まったこと。
初めて2泊以上の工程をバイクで走ったこと。
今回のツーリングを振り返って、ただただ目の前に広がっている景色を無言で見つめていました。
完全に辺りが暗くなり、ラブラブカップルさんの
「空気読めよ小童が」
感がハンパじゃなかったので僕は一足先に失礼させて頂きます(憤怒)
あとはひたすら家に向かうだけです。富山西ICで北陸道を走ります。途中の有磯海SAで海鮮丼を食べ海の幸を堪能しました。
バイクに戻ったらおじさんが近づいてきて、しばし雑談タイム。
僕のバイクや荷物の中身について聞かれたり、おじさんの車を見せてもらったりしました。
雑談が終わり先にSAを出てしばらく走らせていると、後ろの車がパッシングしてきたのがミラー越しに確認できました。
なんだ?と思ったら、さっきのおじさんじゃん(驚)
徐々に僕との距離も縮まり、追い抜きざまにハザード焚いてくれたので軽く手をあげて心の中でさよならしましたよ。
(ハザード挨拶は感動しましたが、おじさんは恐らく150km位は出してたな。すごく速かったです汗)
長野県に入ったら、気温計が19度をしめし寒くて我慢できなかったのでホットコーヒーを買いました。
再びバイクに跨り無心で南下します。
途中の談合坂SAにて幻想的な光景に見惚れてつつ・・・
・・・そして、
無事に帰宅しましたよ(歓喜)
総括
今回のツーリングで学んだことを以下に記しますね。
家と会社の往復だけでは得られない感動がありました。
目的地に着くまでの過程も含めて旅
ただの移動でさえもバイクに乗っているだけで楽しいです、本当に!!
多少のマイナス要因(雨、立ちごけ未遂)も含め全てが思い出になります。
自分の心持ち一つで、普通の景色が絶景になる
自身が落ち着ける心が安らぐ場所、それが絶景なのではないでしょうか?
有名観光地に行かなくても、気付かないだけで意外と身近に「絶景」は隠れていると感じました。
お金以上に大切なもの
お金は大切です。お金がないと何もできません。しかし、お金だけ一心不乱に貯めるだけなのも勿体無いです。心の思い出を貯めるのを疎かにしてはいけないと強く感じましたね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ちなみに、次回は大間崎へ参ります!!