(更新2019.2.22)
2014年当時を振り返って回顧録としてまとめました。
バイクに乗ってから初めての「旅館」に泊まり、初めての「北陸地方・石川県の能登半島」を目指しますよ!!
苦難あり出会いありのバイク旅・・・
果たしてそこから何を学んだのか?
どうぞ(・∀・)/
ツーリングマップルと夏用のメッシュグローブを購入し、夏期休暇期間中の8月12日から2泊3日の予定で計画を立てました!!
(大まかな道順はこんな感じ。あとで確認したら走行距離は1500kmくらい)
寄りたい場所や泊まる場所、通る道の確認を何度も見直しましたね。
・・・そして、あれよあれよという間に出発の前日!!(高揚感)
準備完了!!!
不穏な道中
仮眠をとってから深夜に荷物をバイクに積む作業を開始。
周りの住人が寝静まっている中での作業は、悪いことをしている訳ではないのにビクビクしながらサイドバック、シートバックの順に詰め込みます。
数時間後に雷雨になるみたいですが、まぁ大丈夫でしょう!!(希望的観測)
とにかく出発しましょう!!!
いざ参らん!!!
(2014年当時のレギュラー価格は160円前後だったのですね!?高っ!!)
首都高速から中央道へと接続します。
2時間ほど走り談合坂SAで15分くらいボーッとしてから再び走りだします。
勝沼ICを過ぎたあたりから気温が一気に下がり、メッシュジャケットを冷気がすり抜け、寒さでガタガタに震えながらも無心で走ります・・・
(ホッカイロを買おうか迷うくらい寒かったです、本当に泣)
ほどなくして、天気予報通りの雷雨に見舞われ 釈迦堂PAに逃げ込み急いで合羽を着ます。
特にハンドルを握っている両手は痛い
靴は徐々に雨水が潜り込んできたゲッチャゲチャ
後続車はどえらい速度で追い抜いていく・・・(絶望)
とにかく心を無(鬼)にして、岡谷JCTで長野道に抜け松本ICで降り国道158号線を西へ向かって進みました。
「旅」って、こんなに辛いのw?
雨が降ったせいで葉や枝が道路に落ちているので怖くて速度は出せません。
しかし、後続車はそんなの御構いなしに
「どけや無能(憤怒)!!」
と言わんばかりに煽ってきます(恐怖)
さすがに疲れてきたので、雨宿りできる場所を探していましたよ・・・
ちょうど左前方に、大型トラックが数台駐車できるスペースに、田舎のバス停留所のようなプレハブ小屋がポツンと建っていました。
すぐさまバイクを止めその小屋を近くで見てみました。
それは材木の一時保管場所のようで、丸太が無造作に積み重なっています。
国道を行き交う車を眺めながら、
「こんなはずじゃなかった・・・」
と、負の感情に苛まれます。
「旅」って、快晴で清々しい空気感が広がり、漫画や映画のようなメルヘンな世界を思い描いていたんですけどねwww
しかし、現実は・・・
ダサいことの連続!!
・・・・・・・・・・
40分はこの場所でボーッとしていたかな。
段々とマイナスな気分も収まり、むしろこの環境に順応している自分に気付きました。
「これも思い出だな。なんだかんだ楽しいや!」
ふと空を見上げたら、降っていた雨もだいぶ小降りになり、雲の隙間から太陽がチラッと顔をのぞかせていました。
疲労感はすっかり消えていましたね。
出発時に溢れていた高揚感とは別のワクワクした希望に満たされつつ、お世話になったプレハブ小屋に別れを告げ、その場を後にしました。
白川郷へ向かう道路(国道360号線)は土砂崩れのため大きく迂回するという追い打ちハプニングもありましたが・・・
そこから国道156号線へと抜け、自宅から出発した10時間後に第一目的地の白川郷に到着!!。
白川郷は閑寂で物静かな場所ではなく、海外の観光客の団体さんの賑やかな笑い声があちらこちらから聞こえてくる明るい場所っ!!
もっとゆっくり写真を撮りたかったのですが、何せ人が多いww
次は平日に訪れて、最低でも数時間はこの雰囲気に包まれたいですね!
shirakawa-go.org
もっとこの場所にいたかったけれど、そろそろキャンプ場に向かいましょうか。
(当時の自分はいつも時間に追われ、ペース配分とかも下手くそ泣)
国道156号線を北上し富山県に入り、17時頃にキャンプ場到着!
本日の宿泊場所は閑乗寺高原キャンプ場。
夏場だというのに、今のところ利用者は自分だけ(至高)
(このCAPTAIN STAGのテントは1万円以下で購入でき、キャンプツーリングには最適でした。今は友人が使っています)
「リベロツーリングテント」キャンプ初心者におすすめ!! コスパ最強のテントを紹介します。
夜は炭を熾し焼肉・・・・はしませんでした(疲労)
焚き火台や炭も持ってきましたが、もう、簡単に済まそうと思いカップラーメンにします。。。
蚊や虫も少なく快適なキャンプ場!!
波乱の1日目でしたが、明日の天気は晴れ予報(安堵)
テントの中で予定の確認しながら早めに就寝しましたよzzzz
ピース捗る能登半島
午前6時。
テントの中からも「晴れ」を確信するくらいの強い日差しで目を覚ましました。
(幸先良好)
朝は、ミートソースパスタ。麺類は手早く済ませたときは良いですね。
さて、いざ参らん!!!
国道156号線から国道415号線に抜けたのち国道160号線に合流します。
昨日のメインな景色は「山」でしたが、本日は富山湾を右に眺めつつ「シーサイドツーリング」を堪能していきます。
「能登島」の看板が気になったので寄ってみようと思い進路変更。
この「能登島」を結ぶ2本の橋「能登島大橋」「ツインブリッジのと」が、とても気持ち良い快走路でした!!!
国道249号線を北に向かってひたすら走ります。
まずは禄剛埼灯台を目指します。
それにしても、能登半島は「ヤエー」の成功率なんと100%(歓喜)!!
対向のライダーさんから先に手を降ってきてくれるなど、とても楽しく走ることができました。
道沿いのガソリンスタンドで給油をしていると、店員さんから有り難いお言葉を頂きました。
詳しくはこちらにまとめています。
旅先で頂いた名言集 〜旅から学んだこと〜 Part2 -
禄剛埼灯台に到着!!!
この標識の写真が撮りたかったのですよね。
ツーリングマップを見て以来、なんてことないこの標識に惹かれていました。
再びバイクを走らせるとお洒落な案山子の軍団に遭遇したり、こういった小さな発見に気付きやすいのはバイクのメリットですよね。
(この場所で休憩中に、ロビン・ウィリアムズの訃報をネットニュースで知ったんですよ。「ジャック」が好きで何回も見ていただけにショックでした・・・)
4〜50分で白米千枚田に到着!!
「グオ!?んあぁぁぁあっ!!」
傾斜した駐車場だったので、危うく立ちゴケする寸前でしたよ(油断)
・・・・・・・・・・
「棚田」を初めて見たので、この光景には息を飲みましたね。
傾斜地に青々とした稲が海風でそよぐ情景は今でも忘れられません
(灯台下暗しといいますか、自分が住んでいる千葉県にも棚田があることを知ったのはこの数ヶ月後です)
白米千枚田は四季を通して情緒ある風景を見ることができます。
こちらに写真やイベント情報、観光スポットが載っていましたので貼っておきます。
senmaida.wajima-kankou.jp
晩飯は輪島市内のゴーゴーカレー。
普通のサイズで注文しましたが、かなりの量でした・・・
濃い味のカレーが好きなので、美味しく頂きましたよ!!
(松井秀喜さんの関係者が経営していると思い込んでいました。お恥ずかしい・・・)
そして、この旅で絶対に欲しかったステッカーをGET!!!
(2014年の写真です)
こちらのピースステッカーは、地元の有志の方々が毎年カラーチェンジして指定された場所にて無料配布されているとのこと。
バイク旅で発見!お土産にご当地ステッカー!「西日本編」 - そぞろ歩きな日々
国道249号線から県道38号線に分岐し断崖の道沿いを走り、本日のお世話になる旅館へと向かいます。
旅館に一人で泊まるのは初めてなので、ワクワクでしたよ!
道が狭くてもスイスイ進めるバイクのメリットを活かして、はい、着きました。
時間は約17:00
キャンプで使う銀マットは寝心地はそれなりだから、布団に入ったらあっという間に寝てしまいましたzzzzz
(サーマレストやコットだと寝心地はどうなのかな?)
Part 1、最後までご覧いただき、ありがとうございました。